宮家邦彦の発言 (国家安全保障に関する特別委員会)

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○宮家参考人 私の個人的な経験で申し上げれば、やはり餅は餅屋だと思っております。
 危機管理というのはやはり独特の能力といいますか、識見といいますか、経験なしにはできないことだと思いますが、危機管理の専門家が必ずしも政策立案の専門家ではありません。また、外国の事情に詳しく、歴史も言語も詳しい人が、十分危機管理ができるとも思いません。そこは、同じ事象でも、危機管理的な側面と政策立案的な側面というのは、やはり切り分けすることは可能だと思っておりますし、それについては、できれば独立したオフィスないし担当の方を置いて、相互補完的に仕事をする方が結局はうまくいくと思っています。
 確かに、最近、アメリカでは、NSCの中に危機管理的な要素を持ち込んで、今、統一しているということも聞いております。しかし、それはあくまでもNSCというものがしっかりできていて初めてでき上がることであって、今のように、日本では屋根は一つしかなくて、本来は二つあるべきところが一つしかないわけですから、まずはNSCの屋根をつくった上で、また、この後、必要であれば、どのように連携を深めていくかを考えることは重要だと思いますが、やはり、その二つの機能というのを一人に全てやってもらうというのは、物理的にも、それから内容面でもなかなか難しいのではないかというのが、私の経験則から出た結論でございます。

発言情報

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発言者: 宮家邦彦

speaker_id: 19233

日付: 2013-10-31

院: 衆議院

会議名: 国家安全保障に関する特別委員会