三日月大造の発言 (国土交通委員会)
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○三日月委員 大事なことだと思います。誇りを持ってもらい、そして需要もあり、働きがいがある、そのことを、法律を定めることによって、計画をつくり、国の内外に発信していく。当然のことながら、ただ発信するだけではなくて、それらが現場においてきちんと実施、施行されているのかということの確認も絶えず行っていくということが大事だと思います。
一点、角度を変えてお伺いをいたします。
私どもの議員立法でもそうでしたし、政府案でも五条に、「交通の適切な役割分担及び有機的かつ効率的な連携」というものがあります。
先ほど大臣が御答弁いただいたように、この基本法を制定することによって、交通に関する、今までなかったグランドデザインというものを定める、計画を定めていくんだ、そして財源確保にも努力するんだ、バリアフリーも行っていくんだと。もちろん、競争力強化のための施設の整備、社会資本の整備、これも一定必要でしょう。
ただ、今回の基本法制定の一つの大きな意義は、それぞれの方々が、きのうも一部ありましたけれども、どこに道路、どこに港湾ということの御要望、これは私は否定いたしません。国会の場でそれぞれの地域のお声を届けられることは大事なことだと思いますが、国全体として、人口が減り、少子長寿化が進み、何より財政が厳しいという状況下で、部分最適だけを追求していても、国家が逆にじり貧に陥っていくという状況を食いとめるために、私は、計画をつくり、可能な限り全体最適を求めていくという交通の新たなステージに入っていくと思うんです。
そういう意味で、総合交通政策をつくる第一歩を、私はこの日本においてもようやく踏み出したということだと思うんですけれども、この点で、現在政府内で検討されております高速道路料金制度、これは料金もそうですし、割引もそうです。今年度で一定の区切りが迎えられるこの料金制度、割引制度もそうです。これは、他の交通機関への経営というものに与える影響も極めて大きいと考えられますし、そこに税金が投入されているとすれば、そのことの矛盾、やはりこういったものもあると思うんですけれども、この点、政府の御認識を伺っておきたいと思います。