玉木雄一郎の発言 (内閣委員会)
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○玉木委員 ありがとうございます。
この国家戦略特区については、これまでの特区制度と余り変わらないんじゃないのかというような御批判もこの委員会でいろいろ出たというふうに承知をしております。私もそういう面があるとは思いますけれども、あえて積極的なところを拾い上げて、それをむしろ進めてもらいたいという観点で質問したいと思うんです。
その意味で、今大臣がおっしゃった中で大事な言葉があって、それは、手挙げ方式ではなくて、今、日本が総合力を発揮するために必要な、まさに戦略的に何をしていくのか。ここには、国家の意思、あるいは大臣や総理大臣の明確なリーダーシップや意図をそこにはめ込むことができる。単に、地方から上がってくるのを待つのではなくて、こういう意思でやっていきますということをむしろ国家主導でやっていくことが、多分、これまでと一番仕組みとしては違うところなのかなというふうに、積極的にこれは評価しております。
その意味で、ある種のトップダウン制と言ってもいいかもしれませんけれども、このトップダウン制について、二つの例を挙げながら少し議論を進めたいと思うんです。
まず、これは何度も構造改革特区のときから出てきて、なかなか実現をしなかったいわゆるカジノ特区。これは、インテグレーテッドリゾートという、IR特区があります。これは議連もできて、安倍総理も最高顧問を務められておられます。このいわゆるカジノ特区については、私も、構造改革特区のときに要望、提案を受けましたし、今回の国家戦略特区でも東京や大阪から具体的な要望が出てきたと思いますが、これはなかなか実現できない。
まず、これまでの経緯を少し整理して教えていただきたいんですけれども、これまで地域を限定して規制の特例を認めるという、構造改革特区やあるいは総合特区でもいいです、これまでの既存の特区制度の中でカジノが認められてこなかった理由について、これは改めて法務当局から御説明をいただきたいと思います。