柏倉祐司の発言 (文部科学委員会)

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○柏倉委員 だが、実際にこの一一%という数字なわけですよ。奨学金の紹介はしますということなんですが、当然、奨学金をもらって、アルバイトもして卒業しなきゃいけない。残念ながら、中途退学される方も当然多くなるわけです。この児童施設を出られた方の一割弱は生活保護に行ってしまうというデータもあります。やはり、自分の学ぼうとする意思、そして大学で勉強すること、それをいかに後押しするかということの具体的な支援策、現状はよくわかりました。
 ただ、やはり多くの入所者さんたち、施設にいらっしゃる方は迷っていらっしゃる。私、次の資料につけてありますけれども、ネットで見つけました。これはヤフーの知恵袋ということなんですが、「児童養護施設のこどもの進学について質問です。」というものです。
 今は児童養護施設で暮らしている新高三です。経済面で大学に行けるかどうか心配です。状況は、両親はいますが、不仲により児童養護施設にいます。バイトをして卒業までに三、四十万円たまります。卒業時には施設から二十万円くらいもらえます。しかし、どうやっていいかわからない。最悪、全額無料にしてくれるある大学に行かざるを得ない。
 やはり、そういうような悩みをネットでつづるこの子の気持ちを考えますと、なぜそれを直接聞いてあげられる体制にないのか。そして、ここに出てくる三、四十万、二十万を足しても六十万、五十万ですよ。それでは私立の入学金、授業料を払えないです。こういうやはり非常に経済的に、そして、これはアドバイスしてくれる家族環境も非常に劣悪な状況の中で、必死に自分の力で一人前になろうとする子供たちの支援体制が全然見えてきていないんですね。
 ただ、一方では民間は、やはり基金を創設したり、ゴールドマン・サックスというような会社は、お金を出して大学卒業までを見据えた支援を行っている。次の資料にそういったことが書いてございます。
 これは、数は少ないとはいっても、今回、低所得者に対する教育充実を掲げているわけです。この子たちにとっても、該当はしないかもしれない、お金は全部出してもらっているから。しかし、お金を出してもらっている以上に、やはり受験でチャレンジしていく、未来への夢を自分でつかみ取っていく、そういう状況とはほど遠い状況に置かれているわけです。
 こういう子たちをいかに国は支援をしていくのか、ないし、こういった民間の支援する動きと協調していくのか、そういったところをお聞かせいただければと思います。

発言情報

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発言者: 柏倉祐司

speaker_id: 20680

日付: 2013-11-06

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会