石原伸晃の発言 (環境委員会)

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○国務大臣(石原伸晃君) ただいま中西委員が、水俣の外交条約に触れ、また水俣病に触れ、我が国の環境行政の原点であったと。そして、水俣病にこれは代表されてしまったことは私どもの悲劇でもありますし、これを何とか乗り切っていかなければならない重要な案件でありますけれども、戦後の敗戦から高度成長時代を通じて今日に至るまで、大気汚染やさらには水質汚濁、こういうものによって多くの方々が苦しみ、またお亡くなりになられた方がいる。こうした問題に手をこまねいていたわけではありませんが、対処をしてきた。
 そんな中で、水俣という地で世界百四十か国の代表が集まり、二度とこのような水銀による被害を、また、水銀だけではなくて、様々な有害物質によって健康が損なわれたり人命に影響があるようなところが世界の各国、特に途上国でかいま見られる、こういうものをどうやって克服をし、そしてまた日本の技術をどういうふうに援助をしていくことができるのか、非常に考えさせられる私は会議に議長として出席できたことを大変誇りにも思っているわけでございます。
 そして、こういう問題に悩むいろいろな途上国の代表の方とお話をさせていただきますと、問題は本当に多岐にわたっております。一足早く新興工業国入りした国の問題、あるいは、巨大な国ではありますけれども、国土の至るところで金を製錬するために水銀を使って幼い方々が犠牲になっているような問題、様々な問題をお話しさせていただく中で、やはり二国間あるいは国際条約を行うような多国間のマルチの場を使って、この日本の技術によって、私たちが経験をしてしまった悲劇を一つでも二つでも起こらないように世界の国々に対して尽力をしていくことが、亡くなられた方、また苦しまれる方々へ対しても私たち日本がやらなければならないことである、こんなことを強く感じさせていただきました。
 こんな思いを持って行政に当たらせていただければと考えております。

発言情報

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発言者: 石原伸晃

speaker_id: 23845

日付: 2013-11-05

院: 参議院

会議名: 環境委員会