上月良祐の発言 (内閣委員会)

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○上月良祐君 自由民主党の上月良祐でございます。
 それでは、引き続き御質問させていただきたいと思います。
 私は、かつて小泉官邸に勤務をいたしておりました。ここにいらっしゃる世耕官房副長官のポジションの秘書官をさせていただいておりました。そして、当時、鴻池当時の特区担当大臣、今座っていらっしゃいませんが、参議院出身の鴻池大臣が、参議院の官房副長官、当時、上野公成先生でしたが、のところへ何度も来られて、そして当時の特区制度の創成期というんでしょうか、始まりのところ、一生懸命苦労してつくられた、それを下支えを少しだけ手伝わせていただいたという経験がございます。そして、茨城県庁に赴任をいたしまして、構造改革特区もいろいろと経験をさせていただきましたし、国際戦略総合特区、これは今つくばで大変な取組を行っておりますが、その指定に当たりまして副知事としまして一生懸命、なかなか厳しかったんですが、そのハードルを乗り越えようということでみんなと一緒になって真剣に取り組ませていただいた経験がございます。そういう経験を基に今日も御質問をさせていただきたいと思いますので、是非よろしくお願いいたしたいと思います。
 新藤大臣には、前回、十一月の五日のときに、大臣所信に対する質疑で、特区制度の成果とそして課題につきましていろいろとお伺いをさせていただきました。大変丁寧に答えていただきまして、御礼を申し上げたいと思います。その中で、課題もあり成果もありということでいろいろとお話をいただきました。私は、おっしゃっていただいたことは本当にそのとおりだと思います。しかし、それに加えてもう一点、私は大変重要ではないかと思っていることがございます。
 それは何かといいますと、実は特区制度、今ではもう当たり前になっています。ここ十年間、特区がない日本というのが考えにくいぐらいたくさん特区がある、まあ、なじみがあります。しかし、特区制度が始まる前は、霞が関では、私が記憶が間違っていなければ、こういうのは憲法違反なんだと、どこかの地域だけ規制を緩めるというのは、こんなことはあり得ないんだということで、絶対にできない制度だというふうに言われていたんです。それがころっと変わってしまった。頭が切り替わることでこんなにも制度が切り替わるんだという大変重要な例なんだと思っております。私は、大切なのはそこではないかと、成果の一つというんでしょうか、重要なポイントはそこにあるのではないかとも思っております。
 といいますのは、世界の中でこれからグローバルな戦いをしていかなければいけません。そのときに、国内の制度や国内の考えで自縄自縛になっているということほどばかげたことはないのではないかと私は思っております。ほかの国から見たらどうでしょうか、逆に。日本は自分で手足を縛って走れない状況になっていると、こんなばかな話はないんだと思います。したがって、自分たちの頭を切り替えていくということの大切さ、それが重要なんじゃないかと思っております。
 そして、失われた何十年というふうに言われておりますけれども、私自身は、それはキャッチアップから抜け出せない、それが重要な、まあ何というんでしょうか、ポイントではないかと思っております。
 追い付け追い越せと言います。しかし、キャッチアップというのは追い付くだけです。追い越せません。新しい価値観をつくっていく、新しい社会価値をつくっていく、そういうふうな取組をしていかなければ追い越せない、次の日本の発展はないのではないかと思っておりまして、そういう意味でもこの特区への取組というのは大変重要じゃないかというふうに思っているところでございます。
 そういう意味で、改めまして、今回はこの国家戦略特区というのも出ておりますが、この特区制度をフルに活用して、前回、甘利大臣がおっしゃった成長戦略を作文で終わらせないように頑張りたいと、まさに重要だと思っているんです。その御決意、お考えを改めてお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 上月良祐

speaker_id: 7778

日付: 2013-11-26

院: 参議院

会議名: 内閣委員会