上月良祐の発言 (内閣委員会)

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○上月良祐君 ありがとうございます。
 それで、ちょっと国際戦略総合特区についてここでお聞きしたいと思います。
 先ほども申し上げましたように、成長戦略を作文だけに終わらせない、そのために、じゃ何が必要なんだろうかということでございます。それは、私はやっぱり現場を大切にするということではないかと思っております。一生懸命やっている、真剣に取り組んでいるその現場を大切にする。まさに今大臣がおっしゃったように、地域の側も真剣に取組をしなきゃいけない。そして、その真剣に取り組む現場を的確に支援していく。甘やかすとかということではないですし、突き放すことでもなくて、的確に支援していく。本当にそれをやらなければ、日本の成長点をつくっていくということはできないんだと思います。
 私はもう、何というんでしょうか、バブルの時代あるいは高度成長のように、国が何かお金をまいたり政策をつくれば日本全国が一斉に上がっていくというようなことはもうないんだと思っております。どこかのやはり地域、地点がその周りのことも含めて引っ張っていって、そういう地点が次々出てくることで国全体を引っ張り上げていくようなイメージ。その特区というのは非常に大きなですからポイントではないかというふうに思っております。
 そして、例えて言いますと、国家戦略特区もそうです。しかし総合特区もそうでした。日本一を目指すものじゃないんだと思っているんです。それは世界一を目指すものでなければならないんだというふうに私は思っております。そういうつもりで例えばつくばなんかは一生懸命やっております。それは、例えばで言うと、オリンピックで金メダルを取るようなものだと思うんです。したがって、世界一なんですから、そのためには何が必要かと。それは本人がもう本当に血と汗と涙の結晶のような努力をしなければ絶対に駄目だと、それがないと絶対に成果なんか出ないんだというふうに思っております。
 そういう覚悟で今一生懸命地元ではやっておりますけれども、あわせて、やっぱり本人だけでは駄目で、客観的に見てくれて、アドバイスをしてくれて、教えてくれてという、やっぱりサポートしてくれる人あるいはコーチ、そういったものがないと金メダルなんか絶対取れないんだと思っております。本人が頑張ることに加えて、国がやはりコーチの役割、あるいはサポートの役割か分かりませんが、そういった役割を的確に果たしていかなければ金メダルなんというのは絶対に取れないんだというふうに思っております。もちろん前提として、先ほど来申し上げていますように、地元が頑張らないと何も始まらないと思っております。
 そして、私思うんですけど、コーチの機能の大変重要な部分の一つというのは、やはりどういうふうに、何というんですか、いい点が伸びているか、悪い点が改善されているかをきちっと的確に評価をしてあげられているかどうか。きちんと、何というんでしょうか、オリンピックの候補選手をちゃんとずっと見て、そして、何というんでしょう、悪いところはこうやってやった方がいいぞとアドバイスをする、そしていいところは伸ばしてあげる、そのアドバイスをするためにもきちっと評価をしないといけないんだと思うんです。きちっと見る、現状を見なきゃいけないというふうに思っております。
 そして、きちっと見ること、進捗状況を評価する、その結果、中にはオリンピックの指定選手を外れる人も出てくるかもしれないというふうに思います。あるいは、今年は、何級か知りませんが、A級かB級か分かりませんが、その級から、ナショナルチームから外れて準備チームに入ってくださいというような人が出てくるのかもしれない。しかし、そこで頑張ればまた上がるようなことがあるのかもしれません。金メダルを取るというのが日本にとっても大切だと思えば、的確に、本当につぶさにその辺を見ていかなければいけないんだというふうに思います。
 そして一方で、厳しくそういうふうに的確に評価をして、そして、何というんでしょうか、見ていって、一方で、よく伸びている人には更にやっぱり重点的な、まさに強化選手に対する支援みたいに的確に更に重点的に指導をしていったり支援をしていく、そのことでしか本当に成長はできないんだと私は思っております。それが現場で一生懸命動き回ってこれまで働いてきた者の実感でございます。
 そういう意味で、国際戦略総合特区、これ七地域あるわけでございますけれども、プロジェクトがいろいろありますから、その下にぶら下がっているプロジェクトがあります。つくばでも例えば四つの上に今度三つ指定して七つあるわけでございますけれども、大臣がそれを全部分かるという、そんな時間はないし、そんなことをする必要はないんだと思いますけれども、そういったことを、やはり官僚の皆さんなども督励しながら、きちっと見させて、きちっと評価をする、継続的に評価をする、そのことがすごく重要だと思うのですが、そういう意味で、国際戦略総合特区の現状、進捗状況、それに対する評価がどうなっているかについて、概括的にまず大臣から是非お伺いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 118514889X00320131126_024

発言者: 上月良祐

speaker_id: 7778

日付: 2013-11-26

院: 参議院

会議名: 内閣委員会