澁谷和久の発言 (農林水産委員会)

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○政府参考人(澁谷和久君) お答え申し上げます。
 TPPは、貿易だけではなくて非常に幅広い分野をカバーする交渉でございますので、先生御指摘のとおり、年内妥結に向けて各国首脳のリーダーシップが非常に重要となってくるわけでございます。
 安倍総理御自身も、先月のバリにおける首脳会議におきまして、首脳声明の取りまとめ直前だったと思いますが、難しい問題が残っているが、閣僚、交渉官に指示を出すのが首脳の任務であるという御発言をされまして、それを受けて首脳声明が取りまとめられたわけでございます。
 我が国はもちろんのことでございますが、いずれの交渉参加国も、交渉が大詰めに近づくにつれまして首脳と相談をしながら作業を進めているところでございます。シンガポールにおきましては、そうした首脳の意向を十分踏まえた形で閣僚同士の議論がなされるものと認識しております。
 また、アメリカ国内や議会の情勢についてということでございますが、特にTPAの取得について今国会でも何度か御質問いただいているところでございます。TPAにつきましてはアメリカの議会でもいろいろと動きがあるようでございますが、正式な議会の承認前ではなくて交渉自体が妥結する前にTPAを取得した方がいいのかどうかにつきましては、アメリカの国内においても様々な見方があるようでございます。交渉妥結前に議会がTPAの権限を与えようとすると、かえって政府の交渉に対して細かい注文が付いて身動きが取れなくなるんじゃないかというような指摘もあるようでございます。
 我が国といたしましては、引き続きそうした情勢も注視した上で交渉に臨んでいきたいと考えております。

発言情報

speech_id: 118515007X00320131112_009

発言者: 澁谷和久

speaker_id: 4796

日付: 2013-11-12

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会