中山泰秀の発言 (安全保障委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○中山(泰)委員 ありがとうございます。
 ぜひ頑張っていただきたいと思います。自衛官には労働組合も何もないわけですし、総理がベア、ベアと言って、ニュースで見ていて、自分たちはどうなんだろうと、もしかしたら思っているかもわからない。銃後の守りというのが私たちには求められているんだと思いますから、その点を私が言うまでもなく十分に御理解なさっていると思いますので、希望と、自分自身が申されたことに対する期待を胸に、逆に、スーツ組も防衛省の中で頑張って、制服組と一緒になって、それが分け隔てがないような形で御尽力をこれからも重ねていただきたい。小野寺防衛大臣の指導力に私も御期待を申し上げたいと思います。
 それから、私は、いつも最悪のシミュレーションをするべきだと思っています。私が政治家を志している理由というのはいっぱいあるんですけれども、自分たちの子供たちの世代を二度と戦火にまみえさせないということ、靖国神社に眠る英霊をこれ以上ふやさないということ、このことが一番大事なんじゃないかと私は考えています。
 その中で、もし仮に第三次世界大戦が起こるとすれば、私自身は、次は必ず海から始まる戦争になるだろうというふうに個人的にはシミュレーションしています。
 海の準備は万全なのかどうか。なぜ特にこういうことを申し上げるかというと、前回の質問のときも私は申し上げました。アメリカでは、セオドア・ルーズベルトの時代からオレンジ計画という計画があって、これはウオー・プラン・オレンジ、世界じゅうの国々を世界地図で色分けして七色に塗って、たまたまオレンジ色に塗られた日本というのとどうやって戦争を始めて戦争を終わらせるかといういわゆる戦争計画、この計画を、それぞれの国に対してシミュレーションを持っているというわけであります。
 その中で、第二次世界大戦の場合は、最終的にその七色がまざってレインボープランということになりましたけれども、セオドア・ルーズベルト、すなわち一九〇〇年の初頭に、既にアメリカの海軍大学校では、逆に、第二次世界大戦を予測していた、予定していた、シミュレーションしていたということにもなります。三十名ぐらいの中枢の将校がそれを常に数カ月置きにバージョンアップして、多いときには三百名の人たちが常にこの情報を共有していたということも、これはいろいろな書物に書いてございます。
 こういったことを考えますと、しっかりと海の準備というのをちゃんとやらなきゃいけない。特に、日米安全保障があるからというので、恐らく、第三次世界大戦になったら日米が一緒になって中国やそれ以外の北朝鮮と対抗するんじゃないかと想像していらっしゃる方も多いかもしれません。僕は逆だと思う。
 今のまま最悪のシナリオでいけば、第一列島線、第二列島線、この間のオバマと習近平の会談を見ていたら、逆に、西太平洋を俺らによこせと、まるで中国は太平洋の半分が我々の海だと言わんばかり。仮にそれが成功したとして、日本が中国の覇権の中におさまってしまった場合、下手をすれば、韓国も日本も北朝鮮も中国の波にのみ込まれて、逆に、アメリカと対戦、対決しなければいけないような最悪のシミュレーションもあるかもしれない。
 日米安保をちゃんと守らなかったら、沖縄の問題を軽く見ていたら、北方領土の問題、ロシアとの関係を軽く見ていたら、そのときは下手をすると、人類史上三発目のミサイルはもしかしたら米国から日本に降ってくるかもしれないというぐらい最悪のパターンを考えて、そうならないためにいかに回避する施策を講じるかというシミュレーションを、しっかりと時計を逆算してやっていかなきゃいかぬと私は思います。
 私は、今四十三歳、この十月十四日に四十四歳、あと十六年で還暦を迎えます。私が還暦を迎えるとき、もし私がきょう言っていることが本当に最悪のシナリオどおりになったら、それを私は想像すると、そうならないように、ぜひ、みんなでチームワークで、与野党問わず協力をしていくべきだというふうに思います。
 もう一つ一緒に質問をあわせて申し上げます。
 南極大陸、日本は昭和基地というのを保有しているんですけれども、なぜあの場所に所在しているのか。本来であれば、パーマー半島に所在させるべきではないかということを常に考えていますので、今前段に申し上げた質問に短く答弁いただいて、南極大陸の質問に移りたいと思いますので、ひとつ御協力をお願いします。

発言情報

speech_id: 118603815X00420140401_010

発言者: 中山泰秀

speaker_id: 10721

日付: 2014-04-01

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会