中山泰秀の発言 (安全保障委員会)
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○中山(泰)委員 先生方にお配りした資料、このグーグルアースのカラーのプリントを見ていただけたらありがたいと思うんですが、太平洋から大西洋というふうに書いてございます。これはどこの場所かというと、南米大陸それから南極大陸のパーマー半島、こういう鳥の爪のようなところ。ドレーク海峡という、この白い矢印は海峡をあらわしていますが、実は、原子力潜水艦を含めて潜水艦というのは、大西洋から太平洋を往来するためには、この場所を抜けるというのが一番ベストな航行方法とされています。
御存じのとおり、スクリューからは音紋といって人間の指紋のように一隻一隻違うバブルが出ているわけですけれども、それをぱっとはかりながら、この潜水艦はオハイオクラスだ、これはバージニアクラスだ、これはソンクラスだ、ハンクラスだと分けているように私は聞き及んでおりますが、その中で、世界じゅうの軍事基地を含めて、南極大陸のパーマー半島に基地を有している。なぜか。音紋を採取するためです。
ところが、日本は、次のページを見てください、これは南極大陸を真南から写していますけれども、白い矢印、この場所が昭和基地なんです。この場所は、大体、南アフリカからずっと南に行ったところが昭和基地の場所に当たるわけですけれども、パーマー半島は全然場所が違うんですね。昭和基地がなぜこの場所にあるのかということ、これを私たちは、先ほど申し上げたように、軍事を抜いた政治は楽器を抜いた音楽だということからも考えていかなければいけないという象徴のように私は思います。
それと、皆さん方もけさ朝刊を読まれたかもしれません。産経新聞の一面も「調査捕鯨に中止命令」、「南極海の調査捕鯨 中止命令」、いろいろ書いています。これはなぜか。
北極大陸、この後、公明党の伊佐さんが北極について御質問なさるようですけれども、北極と南極の違いは何かといったら氷なんですね。南極大陸というのは大陸の周りは凍らないわけです。凍らないということはどういうことかといったら、世界じゅうの潜水艦がこの南極の周りをぐるぐる回っている可能性があるということです。
この可能性というのはどうなるかというと、調査捕鯨を含めてこのエリアを私たちはやっているわけですけれども、世界の国々には、逆に、潜っている原子力潜水艦がどこにいるのかというのを捕鯨をするふりをして探している連中がいる。ところが、それをやると軍事機密が漏れてしまう。だから、捕鯨反対運動をやって、海上の船を追っ払って、そして原子力潜水艦の潜航状況の安定環境は確保するというもくろみがあるから、逆に言うと、こういった動き、調査捕鯨について中止命令というような世界的なムーブメントも出てくる。
ただ、おもしろいのは、中国とロシアは、本来、捕鯨賛成国のはずですよ。そこまでが今回は不思議に乗っている。これは、今、近隣諸国との問題もあるのかもしれません。
それから、答弁も欲しいんですけれども、ちょっと時間の関係で、お配りした資料を先に説明させていただきたいと思いますけれども、潜水艦つながりでいきますと、私が自分自身で防衛省にもちょっと相談をしてつくらせていただいた資料、日本国内の電力を原潜で賄うには何隻必要かという資料をこちらに準備しています。
これはどういうことかといいますと、私は考えたんです。地震が来て、そして活断層の上に原子力発電所があって、再稼働反対、賛成、いろいろな御意見がある中で、それ以外の方法で、もし自分が政策執行責任者だったらどういうアイデアが出るだろうと思って考えた。それは何か。津波が来ても、潜水艦なら潜って逃げられるんです。すなわち、潜水艦をカートリッジバッテリーのように考えて、日本に対して着いたり離したり着いたり離したりすることによって、おかの方に電力を供給できるシステムというものができないかなと。
これはなぜかというと、私が学生時代、ハワイに遊びに行って、夕方ホテルでウノをしていたら、電気がぼんとブラックアウト、停電したんです。ところが、数時間後、米国の潜水艦が浮上してきて、第七艦隊が接岸をして、原子力潜水艦の電力でオアフ島に送電して電気をつけたという、今までにない、史上最大のハワイの停電というのに出くわしたんです。
ああ、なるほど、今回使える知恵は日本だとこれかもしれないと思って計算をさせました。そうしたら、オハイオ級、これで四十四・八メガワットの発電量があるんです。一年間、原子力発電だと四万八千九百六十ですから、これを割り算すると、実に千百隻あれば一年間の原子力部分の代替措置というのはできるんですけれども、さすがに千百隻持つといったら赤嶺先生が反対するだろうと私は思いますので、せめて二隻、どうかなと。
なぜそう言うかというと、泊原発で、実は九・一二メガワットの発電量があるんです。これは一基当たりのコストが二千九百億円なんですね。アメリカのオハイオクラスの潜水艦だと大体二十億ドルですから、約二千億円でできるんです。だから、武装とかそういうのは取っ払っていくと恐らく半額ぐらいでできるんじゃないかなと。この平和利用目的の潜水艦のあり方というのも提案をしたい。
それと、最後に申し上げたいのが、最後の資料、日本に国連・国際機関等を誘致する議員勉強会というのを実は超党派でつくり上げました。二ページ目を見ていただきますと、設立発起人に内閣総理大臣安倍晋三さん、それから共産党の笠井先生も、そして穀田先生も入ってくれている。いわゆる超党派で、当時百人を超える議員連盟をつくったんです。
これは何かというと、やはり日本に国連の本部機能を、私は第一次安倍内閣で外務政務官をやらせていただきましたけれども、南北アメリカにはニューヨークに国連の本部があって、そして議論をする。ヨーロッパにはスイスのジュネーブに国連の本部がある。そして、アフリカのエチオピアのアディスアベバにはAUという、国連の機関ではないですけれども、実際国連のシールがついていて、千人ぐらいの規模の議論できる場所がある。
ところが、アジアには、インドと中国という世界最大の人口を誇る国で、成長も著しい国があるんですが、実は国連の本部機能というのが、UNU、国連大学ぐらいしかない。私は、外務大臣のお地元広島に、国連の本部機能、そして核廃絶を議論する、世界の人たちが集まって議論ができる場所をぜひおつくりいただきたいというふうに考えております。
時間が参りましたので、これで質問を終わりたいと思いますが、ぜひ精力的な御検討そして御協力を賜らんことをお願いして、質問にかえます。
どうもありがとうございました。