岸田文雄の発言 (安全保障委員会)
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○岸田国務大臣 まず、アジア太平洋地域の厳しい安全保障環境の中にありまして、米国が引き続きこのアジア太平洋地域重視政策を継続しているということについては、地域の安定と繁栄に大きく貢献するものであると考え、我が国としてはこれは大いに歓迎しています。
これまで、オバマ政権も繰り返し、アジア太平洋重視政策を継続するという旨表明し続けてきております。また、厳しい財政状況のもとでも、アジア太平洋地域において必要となる能力の維持等に努めていると認識しておりますし、アジアにおける米国の展開が退潮傾向にあるとは認識しておりません。
例えば、先月、国防省が発表しましたQDRの二〇一四年版ですが、アジア太平洋地域重視政策の継続を改めて表明した上で、日本における米海軍プレゼンスの強化分も含め、米海軍のアセットの六割が太平洋に駐留することとなる、こうした記述もされているところです。
御指摘のように、国防費のありようですとか、アフガニスタン、イラクを初め各地の動き、あるいは米国の欧州への対応ですとか、こういった動きの中においては、米国の世界展開が退潮傾向にあるのではないか、こういった議論もあるのは事実でありますが、そういった中にありましても、アジアに関しましては米国の展開が退潮傾向にあるとは認識していない、これが我が国の認識であります。