岸田文雄の発言 (外務委員会)
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○岸田国務大臣 まず、総理の靖国参拝につきましては、その真意、考え方について、総理自身が談話という形で公表しております。国のためにとうとい命をささげられた方々に尊崇の念を示すという国のリーダーとしての姿勢、あるいは不戦の誓いを行うための参拝であったということ等、談話という形で発表していますが、まず、こうした総理の参拝の真意は、しっかり国際社会に伝えていかなければならないと思っています。
そして、何よりも外務大臣として強調しておかなければならないことは、我が国の外交政策あるいは歴史認識というものは全く変わっていないということ、そして、戦後六十九年にわたって、自由、民主主義あるいは法の支配、こうした価値観を大事にし、地域や国際社会の平和に貢献してきた、こうした我が国の平和国家としての歩みは全く変わりませんし、今後も変わらないという点、こういった点につきまして、しっかり説明をしていかなければならないと思っています。
例えば、総理の談話につきましても、英語、中国語、韓国語を初め八つの言語に翻訳をしまして、百二十カ国、六国際機関に対しまして、こうした談話を送付し、説明を行いました。また、各国におきましても、主要なメディアに対しまして、こうした我が国の考え方、そして我が国の姿勢につきましてしっかりと説明をし、また、時によっては反論を行う等、こういった努力を続けております。
こうした努力を行うことによって、我が国の外交姿勢、歴史認識についてしっかり説明を行い、そして何よりも、このことが政治問題化あるいは外交問題化しないように努めるというのが、外務大臣として、あるいは外務省としての役割であると認識をしております。
ぜひ、今後とも、この問題につきましてしっかりと説明を続けていきたいと思っておりますし、我が国の平和国家としての歩み、考え方、こんなことについてもしっかり理解がいただけるように努力をしていきたいと考えています。