上田勇の発言 (外務委員会)
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○上田委員 ありがとうございます。
次に、我が国のODAについて若干御質問をさせていただきます。
先日、二〇一三年版の政府開発援助、ODA白書を拝見させていただきました。その中で、いろいろと我が国が開発途上国の支援に貢献をしている内容が大変多く、また詳しく紹介をされておりまして、我が国のODAの果たしている意義もよくわかる内容になっているというふうに考えております。
その中で、一点、ODA白書のデータの中に、主要DAC加盟国のODAの分野別配分のデータが掲載をされておりまして、二〇一一年のデータでありますが、それを見ると、我が国は、経済インフラ、これは輸送や電力、通信などの分野でありますけれども、このシェアが他のDAC諸国に比べると際立って高くなっております。経済インフラの分野のシェアが四〇・六%で、DAC平均の一五%、それを大きく上回っておりますし、また、主要欧米諸国のいずれよりも高い数字になっています。我が国のODAのあり方としては、ずっと続いている傾向だというふうにも承知をしております。
基礎的なインフラが整備されて初めて産業が育つというのは当然のことでありまして、まずは経済インフラを整備し、その上でその国に合った自律的な産業の発展を促す、そういう我が国の方針、それが長期的な経済成長につながるという考え方であります。こうした我が国の支援のあり方というのは、例えば東南アジア諸国などにおいては確かな成果を上げてきているものだというふうにも承知をしております。
こういう経済インフラの整備、それに対する支援を重視する援助方針、その趣旨と、それについてどのように評価をされているのか、御所見を伺いたいというふうに思います。