大見正の発言 (経済産業委員会)
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○大見委員 おはようございます。自由民主党の愛知十三区の大見正と申します。
私の地元は自動車産業が集積をしている地域でございますので、地元のことも含めまして、一昨日の茂木経済産業大臣の所信表明演説の中から、経済の好循環と景気回復の実感を全国津々浦々までに届けるために、産業競争力を一層強化する成長分野の一つの柱であります次世代自動車の開発や、高度道路交通システム、ITSの進展と、国際展開戦略などについて伺ってまいりたいというふうに思います。
初めに、電気自動車、EV、プラグインハイブリッド車、PHV、燃料電池車、FCVなどの次世代自動車の開発について伺います。
昨年開催をされましたITS世界会議や東京モーターショー、私も見てまいりましたけれども、次世代自動車の開発に世界のメーカーがしのぎを削っているのを目の当たりにいたしました。
EVでは、国内外の各メーカーが販売を前提とした車の展示を行っており、開発から販売、普及の本格段階に入ったように感じられ、この分野での一層の競争の激化と、充電スタンドなどの社会インフラの充実と整備、それから料金の設定などの社会システムの整備、こうしたものが急がれるように感じられました。
他方、FCVの分野では、トヨタ自動車が来年販売を開始すると発表いたしましたFCVを世界初公開するなど、世界に先駆けた動きがあり、こうした技術開発をさらに加速していくことが我が国にとっても非常に重要であるというふうに感じたところであります。
また、こうした革新的な技術開発というのは多額な開発費がかかるということもありまして、現在は大手企業中心に行われているのが現状でありますけれども、製品化によりまして技術や部品が確立し量産体制に入った折には大手企業から中小企業の方へ技術移転を行って、部品の製造などでも中小企業も参入しやすい環境づくりを早い段階から整えておくということも大切になってくること、あるいは技術移転だけではなく、開発の際の性能試験などの分野でも中小企業の技術支援を行う体制を整えておくということは、融資制度や税制面の措置とは別に、足腰の強い我が国の産業構造をつくる上で極めて重要なことであるというふうに認識をしております。
一方、世界の最先端をリードするすぐれた技術やイノベーションを促進するためには、技術開発の促進だけではなく、これらの技術をいち早く特許や意匠として世界各国で登録して保護する知的財産の戦略と、それぞれに普及をしてきた技術のうち、どの技術が世界の標準になっていくのかという、国際標準をかち取る戦略が重要になってくるとも考えております。
知財分野では、特許をめぐる訴訟が起きる事例や、意匠や商標が侵害される事例がたびたび散見をされ、国際標準規格の取得では、戦略的に欧米が優位に立っていると聞くこともありますので、我が国もこれまで以上の対応が求められるというふうに認識をしております。
そこで、お尋ねをいたしたいと思います。
EV、PHV、FCVなどの次世代自動車の開発の加速と、普及を加速をしていくためにどのように取り組んでいくのか。また、次世代自動車だけにかかわらず、広く一般論として、先端技術の中小企業への技術移転や性能試験などの開発支援をどのように行っていくのか。また、全体論として、知的財産の保護、活用の対応と国際標準の獲得に向けてどのように取り組んでいくのか。それぞれ御答弁をいただきたいというふうに思います。