長坂康正の発言 (国土交通委員会)
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○長坂委員 よくわかりましたので、ぜひ、しっかりとその施策を推進していただきたいと思います。
それでは、都市再生法関係についてお尋ねをいたしますが、私も最初の質問でございますので、地域の課題と組み合わせながら質問させていただくことをお許しいただきたいと思います。
まちづくりの関係では、私の地元、愛知県稲沢市でも、住民の利便性を高める取り組みが行われております。これを御紹介しながら質問をさせていただきたいと思います。
まずは、私どもの稲沢市でございますが、名古屋から岐阜へ向かって、東海道線でいいますと大体十分圏内でございます。名鉄、名古屋鉄道の国府宮駅までも特急で大体十分という大変便利な地域でありますし、おかげさまで、二〇一二年に、東洋経済という雑誌で、全国の発展力のある町ベストスリーにも選ばれた町でございます。
ただ、全体に言いますと、戦前、戦後を通して農業が盛んな地域であります。私どもの地元は、母なる川、木曽川の扇状地から三角州、デルタ地帯、濃尾平野の真っただ中でございまして、山もありませんし、務台先生のところと違って、山はないんです。丘もございません。木曽川の堤防が一番高いところでございます。
そんな中で、昭和三十年代に入り、農業の効率化を図るべく、土地改良、圃場整備が全国的に進んだわけでありますが、稲沢市は、同時に、国策で進められた、東海道新幹線、名神高速道路の用地確保というのが急務でございまして、それに迫られて土地改良事業も推進に拍車がかかって、旧市街地と一部を除いて、大体市の全域が土地改良が推進されたという地域であります。
農業にはよかったわけでありますが、昭和四十三年に現在の都市計画法が制定され、四十五年には市街化区域と調整区域の線引きがされたわけでありまして、平成十七年に一市二町で合併をいたしましても、現在、発展力があると言われても、市全域の市街化区域は一一%という状況でございます。
そんな中で、コンパクトシティーということで今取り組んでいるわけでありますけれども、このポンチ絵も見ていただけるとありがたいんですが、UR都市機構の老朽化した団地を建てかえを実施いたしました。これに伴って発生いたしました空閑地に新しい市民病院を建設するという計画を立て、その周辺に公園を整備し、歩道整備を行っておりまして、今年度中には病院が開院することになりました。
この病院は、図書館や市民会館にも隣接をして建設されましたために、この地域は市民サービスが集積した拠点となりまして、団地やその周辺の住民にとりましては、身近に病院があることにより安心して暮らせる。市内の住民がこのエリアに来ることによりまして、さまざまな用事を一度に済ませることができるようになる、利便性が高まると期待をしております。
コンパクトシティーを推進するためには、稲沢市が行っているように、図書館、市民会館、病院などを集約していくということは一つの大きな重要な要素であると考えておりますけれども、例えば病院、福祉施設など必ずしも国土交通省の所管ではないわけでありますけれども、まちづくりを推進するという観点から見れば、このようなコンパクトシティーに資する病院や福祉施設などの整備に対しても国交省からの財政支援を強化すべきではないかと考えるものであります。
本法案に基づきましてどのような財政支援を行おうとしているかをお尋ねいたします。