河井克行の発言 (災害対策特別委員会)

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○河井委員 もう一つ、これから打っていただきたいこと、それは、次なる大規模災害の発生を防ぐということであります。
 三点申し上げます。
 一つは、砂防ダムを当該地域に緊急かつ大量に建設していただきたい。
 今回の災害で、砂防ダムは大きな効果を発揮しました。国の直轄砂防事業、大町第七号堰堤はほぼ完成をしていたんです。私は、この大町地区を歩いたときに、八木、緑井から少し離れておりますけれども、土石流を捕捉して下流の家々を守ったという話を地元の町内会長さんから聞きました。調べたところ、この写真は、今回の災害の直前、六月の写真であります。そして、次の写真が、今回の災害発生後の写真。まさに土石流をきちっと捕捉して、下流の百四十三戸を守ってくれました。それによりまして、これは大町地区の空中からの写真ですけれども、点線で引かれていた家々が大きな被害を受けることを今回減じたわけであります。
 そして、八木地区と八木西地区、国が計画中の九基だけでは決して足りません。
 そして、計画がなかった緑井地区、安佐北区可部東地区、大林地区、桐原地区、三入南地区にも新たに建設が必要になってきます。といいますのは、この次の写真、これは、ちょうど総理が陸上自衛隊のヘリから視察をされたときに私が横から撮影しました三入南です。もうほとんど山頂付近、九合目、八合目あたりから土石流が発生した跡が幾筋も見えるんです。
 さらには、既に計画されていた広島西部山系直轄砂防事業も前倒しで進める必要があります。
 現行の砂防予算を二割や三割程度増額するだけでは賄えない事業量になることは必至なんです。集中かつ緊急の投資を強く求め、この事業を進めるために、現地に国の広島市北部豪雨災害復旧事務所を設置していただきたい。それが一つ目。
 二つ目は、広島西部山系土砂災害危険箇所、この際、緊急一斉点検を、時間を限って行っていただきたい。もう県、市に任せるんじゃなくて、国が中心に行っていただきたい。
 三点目は、避難勧告が出ている地区の人から、今、毎晩避難所をずっと回っています、異口同音に言われるのが、もし大雨が降った後、学校避難所は徐々に解消されていきます、どこに逃げ込んでいったらいいんでしょうかと。現場の国交省の人に聞きましたら、いわゆる簡易型の砂防ダムが完成するのが来年の六月ごろだ。それまでの間、どうやって、この不安の中で、少しでも雨が降ったときに、どこに避難したらいいのか。もう近所の集会所とか、そういう数じゃないんです。大規模な公的な一時退避所、これをどのようにお考えになっていらっしゃるか。
 それぞれ所管のところからお答えをいただきたいと存じます。

発言情報

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発言者: 河井克行

speaker_id: 29539

日付: 2014-08-28

院: 衆議院

会議名: 災害対策特別委員会