黒田東彦の発言 (財務金融委員会)

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○黒田参考人 御指摘のとおり、量的・質的金融緩和を導入しましてから約一年が経過いたしました。所期の効果を着実に発揮していると思います。
 そのもとで、日本経済は、御指摘のようにいわゆる生産、所得、支出という前向きの循環メカニズムが働いておりまして、消費税率引き上げの影響による振れは伴いながらも、基調的には緩やかな回復を続けております。先行き、四—六月の成長率はやはり駆け込みの反動で落ち込むというふうに予想しておりますけれども、夏場以降、雇用・所得環境の改善に支えられて反動の影響はだんだん減衰していって、潜在成長率を上回る成長経路に復していくというふうに見ております。
 物価面を見ましても、消費者物価、除く生鮮食品の前年比は、昨年四月、量的・質的金融緩和を導入した際にはマイナス〇・四%だったわけですが、この二月にはプラス一・三%となっておりまして、今後、しばらくの間、一%台前半で推移した後、次第に上昇傾向に復して、二〇一四年度の終わりころから二〇一五年度にかけて、物価安定の目標である二%に達する可能性が高いというふうに見ております。
 このように、我が国経済は、二%の物価安定の目標の実現に向けた道筋を、今のところ順調にたどっているというふうに思っております。

発言情報

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発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2014-04-16

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会