財務金融委員会
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会
会議録情報#0
平成二十六年四月十六日(水曜日)
午前九時開議
出席委員
委員長 林田 彪君
理事 伊東 良孝君 理事 越智 隆雄君
理事 菅原 一秀君 理事 寺田 稔君
理事 御法川信英君 理事 古本伸一郎君
理事 桜内 文城君 理事 竹内 譲君
安藤 裕君 小倉 將信君
小田原 潔君 大岡 敏孝君
鬼木 誠君 神田 憲次君
小島 敏文君 小林 鷹之君
田所 嘉徳君 田野瀬太道君
竹本 直一君 中山 展宏君
葉梨 康弘君 藤井比早之君
牧島かれん君 松本 洋平君
宮崎 政久君 村井 英樹君
山田 賢司君 安住 淳君
武正 公一君 前原 誠司君
三日月大造君 鷲尾英一郎君
坂元 大輔君 田沼 隆志君
三木 圭恵君 山之内 毅君
上田 勇君 岡本 三成君
大熊 利昭君 佐々木憲昭君
鈴木 克昌君
…………………………………
財務大臣
国務大臣
(金融担当) 麻生 太郎君
財務副大臣 古川 禎久君
財務大臣政務官 葉梨 康弘君
政府参考人
(金融庁総務企画局長) 桑原 茂裕君
政府参考人
(財務省国際局長) 山崎 達雄君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房審議官) 藤井 康弘君
参考人
(日本銀行総裁) 黒田 東彦君
財務金融委員会専門員 北村 治則君
—————————————
委員の異動
四月十六日
辞任 補欠選任
小田原 潔君 田所 嘉徳君
田畑 毅君 村井 英樹君
竹下 亘君 宮崎 政久君
藤井比早之君 大岡 敏孝君
前原 誠司君 三日月大造君
同日
辞任 補欠選任
大岡 敏孝君 藤井比早之君
田所 嘉徳君 小田原 潔君
宮崎 政久君 竹下 亘君
村井 英樹君 田畑 毅君
三日月大造君 前原 誠司君
—————————————
三月二十七日
消費税増税の実施中止に関する請願(宮本岳志君紹介)(第三三九号)
消費税増税の中止に関する請願(宮本岳志君紹介)(第三四〇号)
消費税増税を中止し、税の集め方を抜本的に見直すことに関する請願(佐々木憲昭君紹介)(第三四一号)
同(志位和夫君紹介)(第三四二号)
健全な飲酒環境の整備に関する請願(今枝宗一郎君紹介)(第三六七号)
同(島田佳和君紹介)(第三六八号)
同(古本伸一郎君紹介)(第三七五号)
同(野田毅君紹介)(第三七八号)
同(三ッ林裕巳君紹介)(第四三一号)
同(田野瀬太道君紹介)(第四五〇号)
消費税の増税を中止し真の景気回復を求めることに関する請願(宮本岳志君紹介)(第三九八号)
同(宮本岳志君紹介)(第四〇八号)
消費税の増税反対、食料品など減税に関する請願(塩川鉄也君紹介)(第四三六号)
二〇一四年四月からの消費税増税の中止に関する請願(塩川鉄也君紹介)(第四三七号)
四月七日
消費税増税を中止することに関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第四七四号)
同(笠井亮君紹介)(第四七五号)
同(穀田恵二君紹介)(第四七六号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第四七七号)
同(志位和夫君紹介)(第四七八号)
同(塩川鉄也君紹介)(第四七九号)
同(高橋千鶴子君紹介)(第四八〇号)
同(宮本岳志君紹介)(第四八一号)
同(赤嶺政賢君紹介)(第六二〇号)
同(笠井亮君紹介)(第六二一号)
同(穀田恵二君紹介)(第六二二号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第六二三号)
同(志位和夫君紹介)(第六二四号)
同(塩川鉄也君紹介)(第六二五号)
同(高橋千鶴子君紹介)(第六二六号)
同(宮本岳志君紹介)(第六二七号)
健全な飲酒環境の整備に関する請願(國重徹君紹介)(第四八二号)
同(島田佳和君紹介)(第四八三号)
同(小林茂樹君紹介)(第五四九号)
同(北村茂男君紹介)(第五九二号)
消費税一〇%へのアップ中止に関する請願(佐々木憲昭君紹介)(第五二八号)
同(宮本岳志君紹介)(第五二九号)
二〇一四年四月からの消費税増税の中止に関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第五三〇号)
同(笠井亮君紹介)(第五三一号)
同(穀田恵二君紹介)(第五三二号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第五三三号)
同(志位和夫君紹介)(第五三四号)
同(塩川鉄也君紹介)(第五三五号)
同(高橋千鶴子君紹介)(第五三六号)
同(宮本岳志君紹介)(第五三七号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第六一二号)
同(塩川鉄也君紹介)(第六一三号)
消費税増税を中止し、税の集め方を抜本的に見直すことに関する請願(笠井亮君紹介)(第五六〇号)
消費税増税の実施中止に関する請願(高橋千鶴子君紹介)(第五六一号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第六一八号)
消費税一〇%へのアップ中止を求めることに関する請願(高橋千鶴子君紹介)(第五九一号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第六二八号)
同(塩川鉄也君紹介)(第六二九号)
消費税増税中止に関する請願(笠井亮君紹介)(第六一一号)
消費税の増税を中止し真の景気回復を求めることに関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第六一四号)
同(笠井亮君紹介)(第六一五号)
同(穀田恵二君紹介)(第六一六号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第六一七号)
消費税増税の中止に関する請願(佐々木憲昭君紹介)(第六一九号)
は本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
参考人出頭要求に関する件
財政及び金融に関する件
————◇—————
この発言だけを見る →午前九時開議
出席委員
委員長 林田 彪君
理事 伊東 良孝君 理事 越智 隆雄君
理事 菅原 一秀君 理事 寺田 稔君
理事 御法川信英君 理事 古本伸一郎君
理事 桜内 文城君 理事 竹内 譲君
安藤 裕君 小倉 將信君
小田原 潔君 大岡 敏孝君
鬼木 誠君 神田 憲次君
小島 敏文君 小林 鷹之君
田所 嘉徳君 田野瀬太道君
竹本 直一君 中山 展宏君
葉梨 康弘君 藤井比早之君
牧島かれん君 松本 洋平君
宮崎 政久君 村井 英樹君
山田 賢司君 安住 淳君
武正 公一君 前原 誠司君
三日月大造君 鷲尾英一郎君
坂元 大輔君 田沼 隆志君
三木 圭恵君 山之内 毅君
上田 勇君 岡本 三成君
大熊 利昭君 佐々木憲昭君
鈴木 克昌君
…………………………………
財務大臣
国務大臣
(金融担当) 麻生 太郎君
財務副大臣 古川 禎久君
財務大臣政務官 葉梨 康弘君
政府参考人
(金融庁総務企画局長) 桑原 茂裕君
政府参考人
(財務省国際局長) 山崎 達雄君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房審議官) 藤井 康弘君
参考人
(日本銀行総裁) 黒田 東彦君
財務金融委員会専門員 北村 治則君
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委員の異動
四月十六日
辞任 補欠選任
小田原 潔君 田所 嘉徳君
田畑 毅君 村井 英樹君
竹下 亘君 宮崎 政久君
藤井比早之君 大岡 敏孝君
前原 誠司君 三日月大造君
同日
辞任 補欠選任
大岡 敏孝君 藤井比早之君
田所 嘉徳君 小田原 潔君
宮崎 政久君 竹下 亘君
村井 英樹君 田畑 毅君
三日月大造君 前原 誠司君
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三月二十七日
消費税増税の実施中止に関する請願(宮本岳志君紹介)(第三三九号)
消費税増税の中止に関する請願(宮本岳志君紹介)(第三四〇号)
消費税増税を中止し、税の集め方を抜本的に見直すことに関する請願(佐々木憲昭君紹介)(第三四一号)
同(志位和夫君紹介)(第三四二号)
健全な飲酒環境の整備に関する請願(今枝宗一郎君紹介)(第三六七号)
同(島田佳和君紹介)(第三六八号)
同(古本伸一郎君紹介)(第三七五号)
同(野田毅君紹介)(第三七八号)
同(三ッ林裕巳君紹介)(第四三一号)
同(田野瀬太道君紹介)(第四五〇号)
消費税の増税を中止し真の景気回復を求めることに関する請願(宮本岳志君紹介)(第三九八号)
同(宮本岳志君紹介)(第四〇八号)
消費税の増税反対、食料品など減税に関する請願(塩川鉄也君紹介)(第四三六号)
二〇一四年四月からの消費税増税の中止に関する請願(塩川鉄也君紹介)(第四三七号)
四月七日
消費税増税を中止することに関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第四七四号)
同(笠井亮君紹介)(第四七五号)
同(穀田恵二君紹介)(第四七六号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第四七七号)
同(志位和夫君紹介)(第四七八号)
同(塩川鉄也君紹介)(第四七九号)
同(高橋千鶴子君紹介)(第四八〇号)
同(宮本岳志君紹介)(第四八一号)
同(赤嶺政賢君紹介)(第六二〇号)
同(笠井亮君紹介)(第六二一号)
同(穀田恵二君紹介)(第六二二号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第六二三号)
同(志位和夫君紹介)(第六二四号)
同(塩川鉄也君紹介)(第六二五号)
同(高橋千鶴子君紹介)(第六二六号)
同(宮本岳志君紹介)(第六二七号)
健全な飲酒環境の整備に関する請願(國重徹君紹介)(第四八二号)
同(島田佳和君紹介)(第四八三号)
同(小林茂樹君紹介)(第五四九号)
同(北村茂男君紹介)(第五九二号)
消費税一〇%へのアップ中止に関する請願(佐々木憲昭君紹介)(第五二八号)
同(宮本岳志君紹介)(第五二九号)
二〇一四年四月からの消費税増税の中止に関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第五三〇号)
同(笠井亮君紹介)(第五三一号)
同(穀田恵二君紹介)(第五三二号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第五三三号)
同(志位和夫君紹介)(第五三四号)
同(塩川鉄也君紹介)(第五三五号)
同(高橋千鶴子君紹介)(第五三六号)
同(宮本岳志君紹介)(第五三七号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第六一二号)
同(塩川鉄也君紹介)(第六一三号)
消費税増税を中止し、税の集め方を抜本的に見直すことに関する請願(笠井亮君紹介)(第五六〇号)
消費税増税の実施中止に関する請願(高橋千鶴子君紹介)(第五六一号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第六一八号)
消費税一〇%へのアップ中止を求めることに関する請願(高橋千鶴子君紹介)(第五九一号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第六二八号)
同(塩川鉄也君紹介)(第六二九号)
消費税増税中止に関する請願(笠井亮君紹介)(第六一一号)
消費税の増税を中止し真の景気回復を求めることに関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第六一四号)
同(笠井亮君紹介)(第六一五号)
同(穀田恵二君紹介)(第六一六号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第六一七号)
消費税増税の中止に関する請願(佐々木憲昭君紹介)(第六一九号)
は本委員会に付託された。
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本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
参考人出頭要求に関する件
財政及び金融に関する件
————◇—————
林
林田彪#1
○林田委員長 これより会議を開きます。
財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁黒田東彦君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として金融庁総務企画局長桑原茂裕君、財務省国際局長山崎達雄君、厚生労働省大臣官房審議官藤井康弘君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →財政及び金融に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
両件調査のため、本日、参考人として日本銀行総裁黒田東彦君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人として金融庁総務企画局長桑原茂裕君、財務省国際局長山崎達雄君、厚生労働省大臣官房審議官藤井康弘君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
林
林
牧
牧島かれん#4
○牧島委員 おはようございます。自民党の牧島かれんです。
G20から戻られたばかりの麻生大臣と日銀黒田総裁に御出席を賜り、質問に立たせていただけることを大変光栄に思っております。委員長、理事、委員の皆様に感謝を申し上げます。
四月の十日から十一日にかけて行われましたG20、財務大臣そして中央銀行総裁会議、今回は、ウクライナの情勢や、また先進国と新興国の関係性など、分裂しかねないと言われる中で開催をされました。
麻生大臣におかれましては、二〇〇八年、首相としてG20首脳会議の創設にも携わっておられます。今回のG20の会議について、どのような成果があったのか、大臣からお聞かせをいただきたいと思います。
この発言だけを見る →G20から戻られたばかりの麻生大臣と日銀黒田総裁に御出席を賜り、質問に立たせていただけることを大変光栄に思っております。委員長、理事、委員の皆様に感謝を申し上げます。
四月の十日から十一日にかけて行われましたG20、財務大臣そして中央銀行総裁会議、今回は、ウクライナの情勢や、また先進国と新興国の関係性など、分裂しかねないと言われる中で開催をされました。
麻生大臣におかれましては、二〇〇八年、首相としてG20首脳会議の創設にも携わっておられます。今回のG20の会議について、どのような成果があったのか、大臣からお聞かせをいただきたいと思います。
麻
麻生太郎#5
○麻生国務大臣 今般のワシントンで開かれましたG20に関しましては、私の方から、日本の経済については、企業の景況の判断が大きく改善している点、春闘におけます賃上げ、ベースアップの実現等々、足元で明るい動きが見られるということが一点、それから、消費税を五%から八%に引き上げるとともに、その反動減対策として経済対策や予算の早期実施に取り組んでいること等を説明いたしております。
G20では、牧島先生御存じのように、これまでも経済成長と財政の健全化の両立の重要性というのが確認されてきておるところなので、こうした観点から、日本の取り組みに対しては各国からの理解を得られたと確信しております。
また、ウクライナに関しましては、IMFによる支援提供に向けた取り組みに対する支持表明と議論をいたすとともに、G20が緊密に連携して、地政学的なリスクもありますので、その低減を図るように努めることが重要であるということを指摘いたしております。
合意されましたコミュニケにおきましても、ウクライナにおける経済状況を注視する、またIMFが最近ウクライナに関与していることを歓迎するなどの言葉が入って確認がされたことは、非常に有意義であったと考えております。
この発言だけを見る →G20では、牧島先生御存じのように、これまでも経済成長と財政の健全化の両立の重要性というのが確認されてきておるところなので、こうした観点から、日本の取り組みに対しては各国からの理解を得られたと確信しております。
また、ウクライナに関しましては、IMFによる支援提供に向けた取り組みに対する支持表明と議論をいたすとともに、G20が緊密に連携して、地政学的なリスクもありますので、その低減を図るように努めることが重要であるということを指摘いたしております。
合意されましたコミュニケにおきましても、ウクライナにおける経済状況を注視する、またIMFが最近ウクライナに関与していることを歓迎するなどの言葉が入って確認がされたことは、非常に有意義であったと考えております。
牧
牧島かれん#6
○牧島委員 ありがとうございます。
世界から日本に対しての大きな期待も、その場で表明されたのではないかと推察するところでございます。
さて、黒田日銀総裁にお伺いいたします。
昨年四月に量的・質的金融緩和が導入されてから一年がたちました。四月八日の金融政策決定会合後の記者会見でも、総裁は、二%の物価目標へ確信を持っているというふうに語られています。
長い間日本は、製品やサービスの価格が上がらず、よって売り上げや利益が上がらないので賃金が上がらない、そして消費が抑えられる、そして商品やサービスの価格がやはり上がらないという悪循環のデフレが続いておりました。ここに来て、生産そして雇用や賃金、支出さらには消費というプラスの好転換が見えるようになってきております。
黒田総裁の御尽力によるものと思いますが、この一年間の状況、経済、物価の動きを総括していただきたいと思います。
この発言だけを見る →世界から日本に対しての大きな期待も、その場で表明されたのではないかと推察するところでございます。
さて、黒田日銀総裁にお伺いいたします。
昨年四月に量的・質的金融緩和が導入されてから一年がたちました。四月八日の金融政策決定会合後の記者会見でも、総裁は、二%の物価目標へ確信を持っているというふうに語られています。
長い間日本は、製品やサービスの価格が上がらず、よって売り上げや利益が上がらないので賃金が上がらない、そして消費が抑えられる、そして商品やサービスの価格がやはり上がらないという悪循環のデフレが続いておりました。ここに来て、生産そして雇用や賃金、支出さらには消費というプラスの好転換が見えるようになってきております。
黒田総裁の御尽力によるものと思いますが、この一年間の状況、経済、物価の動きを総括していただきたいと思います。
黒
黒田東彦#7
○黒田参考人 御指摘のとおり、量的・質的金融緩和を導入しましてから約一年が経過いたしました。所期の効果を着実に発揮していると思います。
そのもとで、日本経済は、御指摘のようにいわゆる生産、所得、支出という前向きの循環メカニズムが働いておりまして、消費税率引き上げの影響による振れは伴いながらも、基調的には緩やかな回復を続けております。先行き、四—六月の成長率はやはり駆け込みの反動で落ち込むというふうに予想しておりますけれども、夏場以降、雇用・所得環境の改善に支えられて反動の影響はだんだん減衰していって、潜在成長率を上回る成長経路に復していくというふうに見ております。
物価面を見ましても、消費者物価、除く生鮮食品の前年比は、昨年四月、量的・質的金融緩和を導入した際にはマイナス〇・四%だったわけですが、この二月にはプラス一・三%となっておりまして、今後、しばらくの間、一%台前半で推移した後、次第に上昇傾向に復して、二〇一四年度の終わりころから二〇一五年度にかけて、物価安定の目標である二%に達する可能性が高いというふうに見ております。
このように、我が国経済は、二%の物価安定の目標の実現に向けた道筋を、今のところ順調にたどっているというふうに思っております。
この発言だけを見る →そのもとで、日本経済は、御指摘のようにいわゆる生産、所得、支出という前向きの循環メカニズムが働いておりまして、消費税率引き上げの影響による振れは伴いながらも、基調的には緩やかな回復を続けております。先行き、四—六月の成長率はやはり駆け込みの反動で落ち込むというふうに予想しておりますけれども、夏場以降、雇用・所得環境の改善に支えられて反動の影響はだんだん減衰していって、潜在成長率を上回る成長経路に復していくというふうに見ております。
物価面を見ましても、消費者物価、除く生鮮食品の前年比は、昨年四月、量的・質的金融緩和を導入した際にはマイナス〇・四%だったわけですが、この二月にはプラス一・三%となっておりまして、今後、しばらくの間、一%台前半で推移した後、次第に上昇傾向に復して、二〇一四年度の終わりころから二〇一五年度にかけて、物価安定の目標である二%に達する可能性が高いというふうに見ております。
このように、我が国経済は、二%の物価安定の目標の実現に向けた道筋を、今のところ順調にたどっているというふうに思っております。
牧
牧島かれん#8
○牧島委員 展望レポートほか、さまざまな数値や分析を見ましても、転換とはこういうことなのかという実感が少しずつ私たちの間にも広がってきているように思います。
一方で、物価が上がってきても、賃金が上昇しなければ物価上昇は望ましくないという声が上がるのも自然なことではあります。この点、長いデフレの中で失われておりましたベースアップの仕組みが機能し始めております。
日本経済新聞社が三月十二日に、二〇一四年春の労使交渉の一斉回答日に合わせて、主要企業の経営者に対し、緊急アンケートを実施しています。回答した百一社のうち賃上げを回答したのは五十二社、そのうち七割の三十六人の経営者がベースアップを実施すると答えています。また、複数回答ですが、その理由は、従業員の士気を高めるためが四二・六%で、業績が回復したためが二二・八%、また、回答した五十八人の八割を超える経営者が政府の要請が影響したと答えており、政府を挙げて賃上げを後押ししたことが効果を出しているのではないかというふうにも考えられます。
ベアに確実につながっているというのは、経済原理のみならず、市場心理の上でも大変よいことなのではないかと思いますが、一方で、地元で中小企業を歩いておりますと、経営者の方からは、大企業のようにすぐには中小企業は賃上げできないよという声が聞こえてきているのも事実です。また、仕入れ価格が物価上昇によって上がってきたときに、それを販売価格に転嫁できるんだろうかという不安の向きも見てとれます。
中小企業は、その地域地域を支えている人々ですし、町を支えている存在でもあります。そういった中で、質問させていただきますと、三月の短観、DIは全規模全産業でプラス一二となっており、一九九一年十一月以来の高水準となっておりますが、自動車や小売などは需要の反動が増税後に出るという警戒感があり、先行き三カ月後のDIは、二十八業種中二十五業種が悪化の予想という形で広がっています。
業況判断DIの実績そして予測について、また大企業と中小企業のトレンドの比較について、総裁から分析をお聞かせください。
この発言だけを見る →一方で、物価が上がってきても、賃金が上昇しなければ物価上昇は望ましくないという声が上がるのも自然なことではあります。この点、長いデフレの中で失われておりましたベースアップの仕組みが機能し始めております。
日本経済新聞社が三月十二日に、二〇一四年春の労使交渉の一斉回答日に合わせて、主要企業の経営者に対し、緊急アンケートを実施しています。回答した百一社のうち賃上げを回答したのは五十二社、そのうち七割の三十六人の経営者がベースアップを実施すると答えています。また、複数回答ですが、その理由は、従業員の士気を高めるためが四二・六%で、業績が回復したためが二二・八%、また、回答した五十八人の八割を超える経営者が政府の要請が影響したと答えており、政府を挙げて賃上げを後押ししたことが効果を出しているのではないかというふうにも考えられます。
ベアに確実につながっているというのは、経済原理のみならず、市場心理の上でも大変よいことなのではないかと思いますが、一方で、地元で中小企業を歩いておりますと、経営者の方からは、大企業のようにすぐには中小企業は賃上げできないよという声が聞こえてきているのも事実です。また、仕入れ価格が物価上昇によって上がってきたときに、それを販売価格に転嫁できるんだろうかという不安の向きも見てとれます。
中小企業は、その地域地域を支えている人々ですし、町を支えている存在でもあります。そういった中で、質問させていただきますと、三月の短観、DIは全規模全産業でプラス一二となっており、一九九一年十一月以来の高水準となっておりますが、自動車や小売などは需要の反動が増税後に出るという警戒感があり、先行き三カ月後のDIは、二十八業種中二十五業種が悪化の予想という形で広がっています。
業況判断DIの実績そして予測について、また大企業と中小企業のトレンドの比較について、総裁から分析をお聞かせください。
黒
黒田東彦#9
○黒田参考人 御指摘のように、三月の日銀短観の業況判断DIで見ますと、全般的に業況感が改善しておるということは事実でございます。特に大企業は、リーマン・ショック前の水準を回復しております。それから、中小企業においても、DIの水準自体は低いんですけれども、それでも九一年十一月以来の高水準ということで、足元の業況判断は極めて好調であることは事実でございますが、御指摘のように、先行きについてはかなり慎重な見方が広がっておりまして、特に自動車あるいは小売など、幅広い業種で現状よりも慎重になっております。
ただ、先行きの業況判断DIは悪化したとはいえ、水準としてはまだ比較的高い水準にございますし、また、二〇一四年度の設備投資計画というのもしっかりスタートしておりますことを踏まえますと、企業の前向きな姿勢は維持されているというふうに見ておりますが、なお今後とも、十分短観その他を通じて企業の業況判断はよく見ていきたいというふうに思っております。
この発言だけを見る →ただ、先行きの業況判断DIは悪化したとはいえ、水準としてはまだ比較的高い水準にございますし、また、二〇一四年度の設備投資計画というのもしっかりスタートしておりますことを踏まえますと、企業の前向きな姿勢は維持されているというふうに見ておりますが、なお今後とも、十分短観その他を通じて企業の業況判断はよく見ていきたいというふうに思っております。
牧
牧島かれん#10
○牧島委員 今総裁の方から投資もというようなお話も出てきておりますが、異次元の緩和の波及効果が複数のルートである中で、貸し出しをふやしていったりするポートフォリオリバランスがどうしても動きが遅いというふうにも言われております。マネタリーバランスがふえている中で、貸し出しの増加、そして成長の強化にどうやってつなげていくかというのが私たちの課題なのではないでしょうか。
その中で、貸し出し増加支援、成長基盤強化支援の延長と拡充が二〇一四年二月十八日の金融政策決定会合で決定されています。これは金融機関の一段と積極的な行動を促すものなのではないかと考えておりますが、この支援策の利用状況、また貸出残高の伸びは、現状どのようになっているでしょうか。
この発言だけを見る →その中で、貸し出し増加支援、成長基盤強化支援の延長と拡充が二〇一四年二月十八日の金融政策決定会合で決定されています。これは金融機関の一段と積極的な行動を促すものなのではないかと考えておりますが、この支援策の利用状況、また貸出残高の伸びは、現状どのようになっているでしょうか。
黒
黒田東彦#11
○黒田参考人 日本銀行は、従来から、成長基盤強化及び貸し出し増加に向けた民間金融機関の取り組みを支援するため、二つの仕組みを持っております。貸し出し増加支援資金供給、成長基盤強化支援資金供給というものを設けておりまして、その貸付残高は、直近では、貸し出し増加支援資金供給が八・五兆円、成長基盤強化支援資金供給が四・一兆円となっております。
御指摘のとおり、二月の金融政策決定会合で、この二つの資金供給制度の受け付け期間を一年延長し、さらにその資金供給の規模を二倍にし、そして金利を四年固定で〇・一%とするかなり思い切った拡充策を決定いたしました。最近では銀行貸し出しも緩やかに増加しておりまして、足元、前年比二%台前半で増加しております。
今申し上げた二つの資金供給の仕組みの拡充が、御指摘のとおり、金融機関の一段と積極的な行動、そして企業や家計の前向きな資金需要の増加を促すことを強く期待しております。
この発言だけを見る →御指摘のとおり、二月の金融政策決定会合で、この二つの資金供給制度の受け付け期間を一年延長し、さらにその資金供給の規模を二倍にし、そして金利を四年固定で〇・一%とするかなり思い切った拡充策を決定いたしました。最近では銀行貸し出しも緩やかに増加しておりまして、足元、前年比二%台前半で増加しております。
今申し上げた二つの資金供給の仕組みの拡充が、御指摘のとおり、金融機関の一段と積極的な行動、そして企業や家計の前向きな資金需要の増加を促すことを強く期待しております。
牧
牧島かれん#12
○牧島委員 今、日銀総裁としての黒田総裁の言葉を受けて、金融機関がそれぞれの地域の中小企業や小規模事業者の操業を支援し、それぞれの地域が活性化されることによって、日本の景気、隅々にまで実感が行き渡るように期待をしたいと思っております。
最後に、財務大臣にお尋ねさせていただきます。
財務省の貿易統計を見てみますと、輸出について、全体的に横ばいであり、また品目別の輸出数量を見ても、自動車、一般機械、電気機器、化学製品、鉄鋼、どの分野でも横ばいとなっています。自動車や電気機器というのは、外国との競争が激しくて、なかなか輸出価格を上げることが難しいという現状もあります。
日本はこれからどういう国として成長していくのか、国の、国家としての稼ぎ方、または日本は何によって立つ国となるのか、財務大臣のお考えをお聞かせください。
この発言だけを見る →最後に、財務大臣にお尋ねさせていただきます。
財務省の貿易統計を見てみますと、輸出について、全体的に横ばいであり、また品目別の輸出数量を見ても、自動車、一般機械、電気機器、化学製品、鉄鋼、どの分野でも横ばいとなっています。自動車や電気機器というのは、外国との競争が激しくて、なかなか輸出価格を上げることが難しいという現状もあります。
日本はこれからどういう国として成長していくのか、国の、国家としての稼ぎ方、または日本は何によって立つ国となるのか、財務大臣のお考えをお聞かせください。
麻
麻生太郎#13
○麻生国務大臣 牧島先生御指摘のように、日本企業の海外におけます生産比率が高まるというのは、これは明らかに日本の産業構造が変化をしておるんだと思いますが、基本的に、今回もう一つ、多くの企業は日本円が安くなった分だけ海外における製品の販売価格を下げたか。二割下がったんだから販売価格も二割下げればそれだけシェアがふえるじゃないか、これは従来的な考え方なんですが、今度はほとんど下げておりません。下げておりませんからシェアはふえていないから輸出する量はふえない、しかし、日本の国内における利益はその分だけ、二割だけふえた、単純計算をすればそういうことになろうと思いますが、明らかに行動も変わってきているんだと思っております。
赤字がふえておりますその大きな内容というのは、何といったって石油価格やら何やらが、輸入になりますので、その分が高くなっております。
逆に、これまで投資した分、またこれまで海外に貸し付けた分等々の収支、いわゆるGDPに対してGDI、国内総所得、グロス・ドメスティック・インカムというものは拡大する方向に来ておりまして、そういった意味では、稼ぎ方自身は、耐久消費財を売るとか資本財、生産財を売るということも今後とも続けていかねばならぬ大事なところであります。
同時に、そういった日本の持っております資本力というものの拡大によって、多くの意味で所得収支がふえてきておるということで、全体的なバランスが、貿易収支の昨今の、石油が大きな理由ですけれども、そういったものと、円安基調によって赤字がふえている分を補っているものがこの所得収支であろうと思いますので、そういった意味では、全体としての経常収支というものが保たれているんだと思っております。
いずれにしても、今後とも、金融とかそういったものに頼るのではなくて、きちんとした物づくりというものはきちっと進めていく、そういった姿勢をとり続けておかねばならぬと思って、企業に対しては研究投資とか、また国内におきます設備投資に関しましてはいわゆる減税等々、一括償却等々を進めるような方向で、政府としては事を進めておるというのが現状であります。
この発言だけを見る →赤字がふえておりますその大きな内容というのは、何といったって石油価格やら何やらが、輸入になりますので、その分が高くなっております。
逆に、これまで投資した分、またこれまで海外に貸し付けた分等々の収支、いわゆるGDPに対してGDI、国内総所得、グロス・ドメスティック・インカムというものは拡大する方向に来ておりまして、そういった意味では、稼ぎ方自身は、耐久消費財を売るとか資本財、生産財を売るということも今後とも続けていかねばならぬ大事なところであります。
同時に、そういった日本の持っております資本力というものの拡大によって、多くの意味で所得収支がふえてきておるということで、全体的なバランスが、貿易収支の昨今の、石油が大きな理由ですけれども、そういったものと、円安基調によって赤字がふえている分を補っているものがこの所得収支であろうと思いますので、そういった意味では、全体としての経常収支というものが保たれているんだと思っております。
いずれにしても、今後とも、金融とかそういったものに頼るのではなくて、きちんとした物づくりというものはきちっと進めていく、そういった姿勢をとり続けておかねばならぬと思って、企業に対しては研究投資とか、また国内におきます設備投資に関しましてはいわゆる減税等々、一括償却等々を進めるような方向で、政府としては事を進めておるというのが現状であります。
牧
牧島かれん#14
○牧島委員 ありがとうございます。
物づくり、人づくりの日本としてこれからも続けていきたい、私も努力をしてまいりたいと思います。
また、日銀黒田総裁、ありがとうございます。物価安定目標の早期実現に向けてよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
この発言だけを見る →物づくり、人づくりの日本としてこれからも続けていきたい、私も努力をしてまいりたいと思います。
また、日銀黒田総裁、ありがとうございます。物価安定目標の早期実現に向けてよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
林
岡
岡本三成#16
○岡本委員 おはようございます。公明党の岡本三成です。
質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
G20からの御帰国の時差もまだとれていないかと思いますけれども、どうかよろしくお願いいたします。
まず初めに、財務省にお尋ねいたします。
消費税の引き上げが行われまして半月たちます。私も、時間のある限りスーパーマーケットに行ったり家電量販店に行ったりしておりますけれども、メディア等の報道を見ておりましても、当初予想していたよりは消費税上げの影響はそれほど大きくないというふうなコメントもよく見受けられます。
まだまだ評価するには時間が十分ではないことはわかった上で、この半月を見まして、現在の消費税上げの影響をどのように受けとめていらっしゃるか、お答えをいただければと思います。
この発言だけを見る →質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
G20からの御帰国の時差もまだとれていないかと思いますけれども、どうかよろしくお願いいたします。
まず初めに、財務省にお尋ねいたします。
消費税の引き上げが行われまして半月たちます。私も、時間のある限りスーパーマーケットに行ったり家電量販店に行ったりしておりますけれども、メディア等の報道を見ておりましても、当初予想していたよりは消費税上げの影響はそれほど大きくないというふうなコメントもよく見受けられます。
まだまだ評価するには時間が十分ではないことはわかった上で、この半月を見まして、現在の消費税上げの影響をどのように受けとめていらっしゃるか、お答えをいただければと思います。
麻
麻生太郎#17
○麻生国務大臣 岡本先生御指摘のありましたように、個人消費の動向を見ますと、高額商品等々を中心に駆け込み需要の反動減というのが出ております一方、サービス消費などの動きは、駆け込み需要が見られなかった分野においては当然のこととして反動減も余り生じておりませんで、底がたさが見られておると思っております。
ちなみに、例えば家電商品というものを見ますと、よく使われる家電商品、白物ですけれども、駆け込みは約プラス九〇%ぐらい三月であったと言われておりますけれども、少なくとも四月の第一週はそれに比べますとマイナス、二〇%ぐらいの減、そういったことになっておりますが、では外食はどうかといえば、そういった傾向は全く外食産業等々には出ておりません。
こういったものを見ておると、反動減対策というものは、二十五年度補正と二十六年度当初予算の早期の実施に今後とも全力を挙げていかねばいかぬところだと思っております。
いずれにしても、今までのところ、私どもの予想しておりましたより反動減は少なかった、まだ半月ですから何とも言えませんけれども、そのような感じがいたしております。
この発言だけを見る →ちなみに、例えば家電商品というものを見ますと、よく使われる家電商品、白物ですけれども、駆け込みは約プラス九〇%ぐらい三月であったと言われておりますけれども、少なくとも四月の第一週はそれに比べますとマイナス、二〇%ぐらいの減、そういったことになっておりますが、では外食はどうかといえば、そういった傾向は全く外食産業等々には出ておりません。
こういったものを見ておると、反動減対策というものは、二十五年度補正と二十六年度当初予算の早期の実施に今後とも全力を挙げていかねばいかぬところだと思っております。
いずれにしても、今までのところ、私どもの予想しておりましたより反動減は少なかった、まだ半月ですから何とも言えませんけれども、そのような感じがいたしております。
岡
岡本三成#18
○岡本委員 一方で、四月に入りましてからの物価の上昇というのを考えると、今まで、例えば原材料が値上がりした分、なかなか価格に反映できなかったものをこのタイミングでということで、かなり物の値段が四月に上がっているように私自身感じております。特に、日経新聞の記事によりますと、四月の生鮮食品を除く物価上昇率は三%台半ばまで届くのではないかというふうな見通しもできているんですけれども、全体的な物価の上昇の中で、残念ながら、その物価上昇の質を見ていきますと、コストプッシュ型になっているようなところがあるんではないかなというふうに思っておりまして、全体的なディマンドプルがなかなかうまくいっていないんではないかなというふうに感じています。
そこで、黒田総裁にお伺いしたいんですけれども、現在のインフレの質、クオリティー・オブ・インフレーションをどのように分析していらっしゃるかということと、もしそれがコストプッシュの影響が大きいというふうに思っていらっしゃるところがあるのであれば、日銀として、また、インフレの質ということであれば、政府がやらなければいけないことも大きいですから、政府に対して、この状況を改善するために何か思っていらっしゃることがあれば、ぜひコメントをいただければと思います。
この発言だけを見る →そこで、黒田総裁にお伺いしたいんですけれども、現在のインフレの質、クオリティー・オブ・インフレーションをどのように分析していらっしゃるかということと、もしそれがコストプッシュの影響が大きいというふうに思っていらっしゃるところがあるのであれば、日銀として、また、インフレの質ということであれば、政府がやらなければいけないことも大きいですから、政府に対して、この状況を改善するために何か思っていらっしゃることがあれば、ぜひコメントをいただければと思います。
黒
黒田東彦#19
○黒田参考人 足元の物価上昇は、まだハードデータが出てきておりませんので何とも申し上げかねますけれども、最近時点の物価上昇率については、この二月が、除く生鮮食品で一・三%だったわけでございますが、その背景を見ますと、御指摘のように、円安、あるいはそれに伴うエネルギー関連の押し上げが寄与しているということは事実でございます。
他方で、食料、エネルギーを除いたベースで見ましても、消費者物価の前年比が既に〇・八%まで上昇してきておりますので、必ずしもいわゆるコストが上がっているという部分だけではなくて、幅広い品目で改善の動きが見られるということであります。
今後とも、景気が緩やかに回復を続けて、経済全体の需給バランスが改善するもとで、さらに幅広い品目における改善の動きを伴いながら物価が上昇していくのではないかというふうに予測をしております。
ただ、先ほど申し上げたように、足元の四月の状況は、もう少し統計データが出てくるまで待つ必要があると思っております。
この発言だけを見る →他方で、食料、エネルギーを除いたベースで見ましても、消費者物価の前年比が既に〇・八%まで上昇してきておりますので、必ずしもいわゆるコストが上がっているという部分だけではなくて、幅広い品目で改善の動きが見られるということであります。
今後とも、景気が緩やかに回復を続けて、経済全体の需給バランスが改善するもとで、さらに幅広い品目における改善の動きを伴いながら物価が上昇していくのではないかというふうに予測をしております。
ただ、先ほど申し上げたように、足元の四月の状況は、もう少し統計データが出てくるまで待つ必要があると思っております。
岡
岡本三成#20
○岡本委員 続きまして、財務省に、一〇%に消費税を引き上げるその判断基準についてお伺いしたいと思います。
これまでも大臣はさまざまなところで、ことしの七—九のデータが出てくるのが十一月ごろですから、その辺を一つのタイミングとして総合的に判断していきますというふうなコメントを何回もされています。その総合的の中に優先順位、よく注目するもの、メルクマールとするものがあると思うんですけれども、特に大臣が今回、一〇%へゴーサインを出すかどうかということを判断される上で注目されている指標等があれば、ぜひ教えていただければと思います。
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麻
麻生太郎#21
○麻生国務大臣 消費税の一〇%への引き上げにつきましては、かねてから総理が、税制抜本改革法の附則第十八条の三項にのっとって、経済状況を総合的に判断していくということを申し述べておられるんですが、これが基本です。
その際に、消費税の八%への引き上げに伴う反動減とその後の経済状況ということで、この四—六と七—九、判断をしなければならぬと思われるこの年の年末までには十—十二の分がまだ出てきていないと思われますので、四—六、七—九の名目並びに実質GDP等々、物価上昇、経済成長等々いろいろあろうと思いまして、どれが優先順位と言われてもなかなか、総合的に判断するとしか申し上げられないと存じます。
この発言だけを見る →その際に、消費税の八%への引き上げに伴う反動減とその後の経済状況ということで、この四—六と七—九、判断をしなければならぬと思われるこの年の年末までには十—十二の分がまだ出てきていないと思われますので、四—六、七—九の名目並びに実質GDP等々、物価上昇、経済成長等々いろいろあろうと思いまして、どれが優先順位と言われてもなかなか、総合的に判断するとしか申し上げられないと存じます。
岡
岡本三成#22
○岡本委員 その総合的の中にぜひ賃金の上昇の現状というものも、高い判断の項目の一つとして入れていただければというふうに思います。先ほど来議論になっていますように、全体の景気の状況の改善の中で賃金上昇が伴わなければ実質の購買力は下がっているわけですから、ぜひそのあたりも御考慮いただければと思います。
続きまして、時間の関係もありますので、残りを全て日銀総裁に、金融政策について質問させてください。
この質的、量的、大胆な金融緩和を始めまして一年たちます。私は、総裁の市場とのコミュニケーション能力は高く評価をしておりますし、市場関係者も高く評価をしているところだというふうに理解をしていますけれども、一方で、非常にたくましい楽観主義的なコメントが、一年前ほどマーケットの期待を刺激していないようなところを感じているんですね。特に最近、市場の予想と日銀の予想が違うときに、もうちょっと詳細に御説明された方がマーケットの期待を刺激できるのにと思ったところがあります。
例えば、デフレの根本的な原因であった需給ギャップ、総裁は先日の政策決定会合の後に、去年の十—十二月にほぼ解消されたと思っていますと。数字でいうとマイナス〇・一%です。一方、民間や内閣府は同じタイミングでマイナス一・六%。これはパーセンテージでいうと余り変わらないように聞こえますが、金額でいうと七十兆円、八十兆円ぐらい日銀と他の機関の差があります。
この辺に関しても、かなり大きな見通しのギャップが出てきたときに、さらに突っ込んで日銀の判断の正当性、根拠みたいなことをお伝えすることによって市場との考え方ですとかギャップを縮めることができるというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →続きまして、時間の関係もありますので、残りを全て日銀総裁に、金融政策について質問させてください。
この質的、量的、大胆な金融緩和を始めまして一年たちます。私は、総裁の市場とのコミュニケーション能力は高く評価をしておりますし、市場関係者も高く評価をしているところだというふうに理解をしていますけれども、一方で、非常にたくましい楽観主義的なコメントが、一年前ほどマーケットの期待を刺激していないようなところを感じているんですね。特に最近、市場の予想と日銀の予想が違うときに、もうちょっと詳細に御説明された方がマーケットの期待を刺激できるのにと思ったところがあります。
例えば、デフレの根本的な原因であった需給ギャップ、総裁は先日の政策決定会合の後に、去年の十—十二月にほぼ解消されたと思っていますと。数字でいうとマイナス〇・一%です。一方、民間や内閣府は同じタイミングでマイナス一・六%。これはパーセンテージでいうと余り変わらないように聞こえますが、金額でいうと七十兆円、八十兆円ぐらい日銀と他の機関の差があります。
この辺に関しても、かなり大きな見通しのギャップが出てきたときに、さらに突っ込んで日銀の判断の正当性、根拠みたいなことをお伝えすることによって市場との考え方ですとかギャップを縮めることができるというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
黒
黒田東彦#23
○黒田参考人 御指摘のとおり、需給ギャップにつきましてはさまざまな推計方法がありまして、単一の定義というものがあるわけではございません。
その上で申し上げますと、日本銀行では労働とか設備といった生産要素の稼働状況から需給ギャップを計測するという方法をとっておりまして、そういった計測方法によりますと、今回の景気回復が内需中心、製造業でなくて非製造業中心の回復であるということもございまして、雇用誘発効果が大きいということで、労働市場はかなりタイトになっております。御承知のように失業率は三・六%まで下がっておりまして、三%台半ばと見られる構造的失業率に近づきつつあるということでございます。
ただ、最初に申し上げたとおり、需給ギャップの推計方法というのはいろいろありまして、確かに一つの指標だけで割り切ることはできないと思っております。したがいまして、委員御指摘のとおり、民間と日銀とで需給ギャップやあるいは物価の見通しについて見解の相違があるということはそのとおりでございまして、今後とも、市場参加者あるいは経済の担い手である企業等の方々と、政策についての考え方あるいは経済・物価情勢についての私どもの見方等について十分な対話を重ねて理解を得ていくことが非常に必要だ、重要であるというふうに私も思っておりまして、さらに努力をしてまいりたいと思っております。
この発言だけを見る →その上で申し上げますと、日本銀行では労働とか設備といった生産要素の稼働状況から需給ギャップを計測するという方法をとっておりまして、そういった計測方法によりますと、今回の景気回復が内需中心、製造業でなくて非製造業中心の回復であるということもございまして、雇用誘発効果が大きいということで、労働市場はかなりタイトになっております。御承知のように失業率は三・六%まで下がっておりまして、三%台半ばと見られる構造的失業率に近づきつつあるということでございます。
ただ、最初に申し上げたとおり、需給ギャップの推計方法というのはいろいろありまして、確かに一つの指標だけで割り切ることはできないと思っております。したがいまして、委員御指摘のとおり、民間と日銀とで需給ギャップやあるいは物価の見通しについて見解の相違があるということはそのとおりでございまして、今後とも、市場参加者あるいは経済の担い手である企業等の方々と、政策についての考え方あるいは経済・物価情勢についての私どもの見方等について十分な対話を重ねて理解を得ていくことが非常に必要だ、重要であるというふうに私も思っておりまして、さらに努力をしてまいりたいと思っております。
岡
岡本三成#24
○岡本委員 総裁、もう一つ。
総裁のコミュニケーション能力ということについては、日銀総裁の持たれている言葉の重みを総裁はよく御理解されているというふうに理解しておりますので、さまざまな場面で言っていらっしゃる表現は違っても、総裁が思っていらっしゃるメッセージは統一されているように私は理解しているんですね。しかしながら、市場はその言葉尻の裏を、あるように誤解して、探そうとします。
例えば、先日の政策決定会合の後に、今の金融政策はうまくいっております、したがいまして、追加的な金融緩和の予定はありません。丸で終わってしまった後に、市場はすごく反応したわけです。一方、昨日の総理とのランチのときには、必要があればちゅうちょなくやりますと。これは言葉尻だけをとると違うように見えますけれども、私は一貫しているように聞こえるんですね。
したがいまして、今まで以上に言葉に、失礼な言い方ですけれども、お気をつけいただいて、市場の期待をさらに刺激するような今後の取り組みをお願いできればというふうに思います。
その上で、トピックを金融緩和の出口戦略に移したいと思うんです。
どういうことかというと、この委員会の場でも総裁は何回も、出口戦略を議論するタイミングでは全くありませんと。しかしながら、日銀といたしましては当然、出口戦略もそのときの市場の状況によって手法は変わるわけですから、常にブレーンストームをしながら、適切なタイミング、必要なタイミングがあったら、そのときに最も適切な手段を実行しますということで私は十分だと思っているんです。
今後のこの委員会の中での議論につきましてある意味くぎを刺す意味でも言及をさせていただきたいと思うんですけれども、四月八日にIMFがワールド・エコノミック・アウトルックという非常に読み応えのあるレポートを出していますけれども、この中で、最大の世界経済に対するリスクファクターの一つは、先進国が余りにも早い金融緩和の出口戦略を議論して、拙速に取り組むことであるというふうに書かれております。
したがいまして、この日本の現状だけではなくて、世界景気を冷やさないという観点からも、十二分に日本の景気が回復をしたということが確認されて、市場においてもそろそろ出口戦略を議論することが有効だなと思うタイミングになるまで、そのようなことを不必要に質問もしないし議論もしないというようなことが必要だというふうに考えております。
その意味で、今まで述べられてきた答弁と同じようなことをもう一度ここで総裁にお伺いするわけですけれども、今後の出口戦略についてどのようにお考えか、お答えをいただければと思います。
この発言だけを見る →総裁のコミュニケーション能力ということについては、日銀総裁の持たれている言葉の重みを総裁はよく御理解されているというふうに理解しておりますので、さまざまな場面で言っていらっしゃる表現は違っても、総裁が思っていらっしゃるメッセージは統一されているように私は理解しているんですね。しかしながら、市場はその言葉尻の裏を、あるように誤解して、探そうとします。
例えば、先日の政策決定会合の後に、今の金融政策はうまくいっております、したがいまして、追加的な金融緩和の予定はありません。丸で終わってしまった後に、市場はすごく反応したわけです。一方、昨日の総理とのランチのときには、必要があればちゅうちょなくやりますと。これは言葉尻だけをとると違うように見えますけれども、私は一貫しているように聞こえるんですね。
したがいまして、今まで以上に言葉に、失礼な言い方ですけれども、お気をつけいただいて、市場の期待をさらに刺激するような今後の取り組みをお願いできればというふうに思います。
その上で、トピックを金融緩和の出口戦略に移したいと思うんです。
どういうことかというと、この委員会の場でも総裁は何回も、出口戦略を議論するタイミングでは全くありませんと。しかしながら、日銀といたしましては当然、出口戦略もそのときの市場の状況によって手法は変わるわけですから、常にブレーンストームをしながら、適切なタイミング、必要なタイミングがあったら、そのときに最も適切な手段を実行しますということで私は十分だと思っているんです。
今後のこの委員会の中での議論につきましてある意味くぎを刺す意味でも言及をさせていただきたいと思うんですけれども、四月八日にIMFがワールド・エコノミック・アウトルックという非常に読み応えのあるレポートを出していますけれども、この中で、最大の世界経済に対するリスクファクターの一つは、先進国が余りにも早い金融緩和の出口戦略を議論して、拙速に取り組むことであるというふうに書かれております。
したがいまして、この日本の現状だけではなくて、世界景気を冷やさないという観点からも、十二分に日本の景気が回復をしたということが確認されて、市場においてもそろそろ出口戦略を議論することが有効だなと思うタイミングになるまで、そのようなことを不必要に質問もしないし議論もしないというようなことが必要だというふうに考えております。
その意味で、今まで述べられてきた答弁と同じようなことをもう一度ここで総裁にお伺いするわけですけれども、今後の出口戦略についてどのようにお考えか、お答えをいただければと思います。
黒
黒田東彦#25
○黒田参考人 御指摘のとおり、従来から申し上げていますように、現在は二%の物価安定の目標の早期実現に向けて最大限の努力を払っている最中でありまして、まだ道半ばというところでもありますので、出口戦略を議論するのは時期尚早であるというふうに思っております。
また、具体的に出口に向けた対応とか政策運営のあり方といったことについては、その時点の経済・物価情勢あるいは市場の状況によって変わり得るわけでございますので、早い段階から具体的なイメージを持って出口戦略についてお話しするということは適当ではないし、市場との対話といった面からもむしろ混乱を招くおそれがあるというふうに思っておりまして、そういう意味でも、出口戦略を議論するのは時期尚早であるというふうに思っております。
この発言だけを見る →また、具体的に出口に向けた対応とか政策運営のあり方といったことについては、その時点の経済・物価情勢あるいは市場の状況によって変わり得るわけでございますので、早い段階から具体的なイメージを持って出口戦略についてお話しするということは適当ではないし、市場との対話といった面からもむしろ混乱を招くおそれがあるというふうに思っておりまして、そういう意味でも、出口戦略を議論するのは時期尚早であるというふうに思っております。
岡
岡本三成#26
○岡本委員 日銀はもう十二分に役割を果たしていただいております。経済の回復を現実化するために、役割としては、政府また私たち議員の役割が残されているものだというふうに理解をしておりますので、一丸となって景気回復に努めてまいりたいと思います。
以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
この発言だけを見る →以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
林
安
安住淳#28
○安住委員 おはようございます。
きょうは、一般質疑で一時間ほどいただきましたので、大臣、最初に、ウクライナ情勢についてちょっと意見交換をさせていただいて、その後、我が国の少子高齢化社会の中での税制のあり方について基本的なお考えをお伺いさせていただければと思っておりますので、よろしくお願いします。
さて、ウクライナ情勢が大変緊迫をしております。きょうの朝のニュースを見ますと、暫定政権側のトゥルチノフ大統領代行が強制排除を命じて、私は映像は見なかったんですけれども、どうも空港の銃撃戦があって、とりあえず空港は制圧できた。公的施設にいるドネツク州の地域では、そうした戦闘は行われていないようですけれども、しかし、今後そういうことが起こり得るのではないかということでございます。
この間、春先からクリミア半島に対する一気呵成の、ソチのオリンピックが終わった後の対応というのは、国際社会の中でロシアは批判されても当然だと思いますが、しかし、批判をしているだけでこの問題が解決するわけでもないし、ロシアがこの先もこうしたことをすれば、いわば戦後の枠組みを変えるような大きな問題に発展しかねないというふうに思っております。
ロシアのこうしたクリミア半島に対する対応や、東部ドネツク州に対しても国境付近に軍を動員しているという状況について、副総理・財務大臣である麻生先生はどういうふうにお考えでおられるのか、お伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →きょうは、一般質疑で一時間ほどいただきましたので、大臣、最初に、ウクライナ情勢についてちょっと意見交換をさせていただいて、その後、我が国の少子高齢化社会の中での税制のあり方について基本的なお考えをお伺いさせていただければと思っておりますので、よろしくお願いします。
さて、ウクライナ情勢が大変緊迫をしております。きょうの朝のニュースを見ますと、暫定政権側のトゥルチノフ大統領代行が強制排除を命じて、私は映像は見なかったんですけれども、どうも空港の銃撃戦があって、とりあえず空港は制圧できた。公的施設にいるドネツク州の地域では、そうした戦闘は行われていないようですけれども、しかし、今後そういうことが起こり得るのではないかということでございます。
この間、春先からクリミア半島に対する一気呵成の、ソチのオリンピックが終わった後の対応というのは、国際社会の中でロシアは批判されても当然だと思いますが、しかし、批判をしているだけでこの問題が解決するわけでもないし、ロシアがこの先もこうしたことをすれば、いわば戦後の枠組みを変えるような大きな問題に発展しかねないというふうに思っております。
ロシアのこうしたクリミア半島に対する対応や、東部ドネツク州に対しても国境付近に軍を動員しているという状況について、副総理・財務大臣である麻生先生はどういうふうにお考えでおられるのか、お伺いしたいと思います。
麻
麻生太郎#29
○麻生国務大臣 これは基本的には総理大臣か外務大臣に質問されるべき筋の話とは思いますけれども、ロシアのクリミアに対する話、また、最近外国のニュースで占めておりますのはマレーシア航空の話、そして、ベネズエラの無政府状態等々いろいろ世界じゅうで紛争が起きているんですけれども、日本の新聞を見ると余りこういうのが出てこないというのは不思議なんですけれども、ドメスティックにできているのか情報がとれないのかわかりませんけれども、かなりいろいろな状況が流動的になってきているという状態は憂うべきものだと思っております。
その上で、ウクライナの主権並びに領土の一部に関して侵害するというものであって、ロシアによります国際法に対する明らかな違反、これははっきりしておると思っております。
日本としては、このような力によります現状の変更というものに対しては断じて容認はできないということであろうと存じますので、少なくとも、これはウクライナの問題にとどまらず、アジアにも十分にこの種の問題、同様の問題は起きることを覚悟しておかねばならぬという意味で、十分に対応していかねばならぬ本当に大事な問題だと思っております。
少なくとも、第二次大戦は何であんなことになったかといえば、自国国民の保護というのを目的にしてあの騒ぎは始まっております。今、自国国民の率からいったら、バルト三国、ラトビア、リトアニア、エストニア、あの辺はロシア人の数がかなり多いと思いますし、ベラルーシ等々、かなりの数だと思いますので、そういったところに同じような理屈でということになりますと、これは話としては非常に大きいと思いますので、三月の二十四日、ハーグで開かれました首脳会議においても、これは断固ということで総理の方から発言がなされております。
いずれにいたしましても、外交的な道筋は引き続き開かれておると思いますので、いきなり武力でどうのこうのという話ではなくて、ロシアに対して引き続きしっかり働きかけを行っていかなければならぬということなんだと思っております。
この発言だけを見る →その上で、ウクライナの主権並びに領土の一部に関して侵害するというものであって、ロシアによります国際法に対する明らかな違反、これははっきりしておると思っております。
日本としては、このような力によります現状の変更というものに対しては断じて容認はできないということであろうと存じますので、少なくとも、これはウクライナの問題にとどまらず、アジアにも十分にこの種の問題、同様の問題は起きることを覚悟しておかねばならぬという意味で、十分に対応していかねばならぬ本当に大事な問題だと思っております。
少なくとも、第二次大戦は何であんなことになったかといえば、自国国民の保護というのを目的にしてあの騒ぎは始まっております。今、自国国民の率からいったら、バルト三国、ラトビア、リトアニア、エストニア、あの辺はロシア人の数がかなり多いと思いますし、ベラルーシ等々、かなりの数だと思いますので、そういったところに同じような理屈でということになりますと、これは話としては非常に大きいと思いますので、三月の二十四日、ハーグで開かれました首脳会議においても、これは断固ということで総理の方から発言がなされております。
いずれにいたしましても、外交的な道筋は引き続き開かれておると思いますので、いきなり武力でどうのこうのという話ではなくて、ロシアに対して引き続きしっかり働きかけを行っていかなければならぬということなんだと思っております。