黒田東彦の発言 (財務金融委員会)
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○黒田参考人 御指摘のように、三月の日銀短観の業況判断DIで見ますと、全般的に業況感が改善しておるということは事実でございます。特に大企業は、リーマン・ショック前の水準を回復しております。それから、中小企業においても、DIの水準自体は低いんですけれども、それでも九一年十一月以来の高水準ということで、足元の業況判断は極めて好調であることは事実でございますが、御指摘のように、先行きについてはかなり慎重な見方が広がっておりまして、特に自動車あるいは小売など、幅広い業種で現状よりも慎重になっております。
ただ、先行きの業況判断DIは悪化したとはいえ、水準としてはまだ比較的高い水準にございますし、また、二〇一四年度の設備投資計画というのもしっかりスタートしておりますことを踏まえますと、企業の前向きな姿勢は維持されているというふうに見ておりますが、なお今後とも、十分短観その他を通じて企業の業況判断はよく見ていきたいというふうに思っております。