黒田東彦の発言 (財務金融委員会)
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○黒田参考人 日本銀行は、従来から、成長基盤強化及び貸し出し増加に向けた民間金融機関の取り組みを支援するため、二つの仕組みを持っております。貸し出し増加支援資金供給、成長基盤強化支援資金供給というものを設けておりまして、その貸付残高は、直近では、貸し出し増加支援資金供給が八・五兆円、成長基盤強化支援資金供給が四・一兆円となっております。
御指摘のとおり、二月の金融政策決定会合で、この二つの資金供給制度の受け付け期間を一年延長し、さらにその資金供給の規模を二倍にし、そして金利を四年固定で〇・一%とするかなり思い切った拡充策を決定いたしました。最近では銀行貸し出しも緩やかに増加しておりまして、足元、前年比二%台前半で増加しております。
今申し上げた二つの資金供給の仕組みの拡充が、御指摘のとおり、金融機関の一段と積極的な行動、そして企業や家計の前向きな資金需要の増加を促すことを強く期待しております。