堀内詔子の発言 (青少年問題に関する特別委員会)
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○堀内委員 自由民主党の堀内詔子でございます。
遠藤委員長初め、理事の先生方、委員の先生方におかれましては、本日、このような機会を与えていただきましたことに、心より御礼申し上げます。
また、参考人の皆様には、本日は、お忙しい中、青少年問題に関する特別委員会に御出席くださり、ありがとうございます。
現在、インターネット世界が、世界じゅうの現実の環境を席巻するような形で急速に広がっております。二十一世紀に入ってからの十年間で、世界のインターネット人口は三億五千万人から二十億人となり、現在は三十億人を超えると言われております。二〇二五年には、世界人口の八十億人のほとんどがオンラインでつながると予想されます。
このような中、若い世代のほとんどの人が、ネットにアクセスしないで一日を終えることができない状況です。
例えば、私には社会人と高校生の二人の息子がおりますが、二人とも、数年前までは、メールを使って学校のゼミや部活の連絡をし合っておりましたけれども、今はLINEで行っています。メールだと、一斉に会話ということがないので、忙しいときには見ないで過ごしておりましたが、LINEだと、話がほかの参加者の中だけで自分を抜きで進んでしまう場合があるので、時々チェックする必要があるようで、見る回数がふえたように感じております。
また、パソコンは、普通、一家に一台あれば十分ということで、我が家では食卓の脇にありましたので、親が気軽にのぞけましたが、スマホだと、そういうわけにもいきません。
このように、子どもたちが自宅で傍らにいても、外部とどんな連絡をとり合っているのか把握しにくい、そういった状況になってきています。
どんどん進んでいくITの技術と、それにのみ込まれそうな子どもたち、この状況を目の当たりにして、何とかしなければという思いを抱く方々は多いと思っております。
けれども、一方で、発達する情報技術によって、子どもたちが多くの恩恵を受けているというのも事実です。
例えば、遠くに引っ越してしまった友達とネットで連絡をとり合ったり、忙しくて受けられない検定試験を、自由な時間と場所でネットで受験できたり、また、外国への留学試験の面接をスカイプで受けたり、もし本人が望めば、ハーバード大学の授業を映像で聴講することもできます。今までさまざまな制約で奪われていた学ぶ機会を、ネットというツールを使えば、その壁を簡単に乗り越えて手に入れることができるようになりました。
確かに、今、ネットというものが長い間あった社会のあり方を根底から変えてしまっている、その渦中に私たちはいると思います。
けれども、どんな時代にあっても、子どもたちというものは、時代のうねりの中で翻弄されつつも、それをたくましく乗り越えて、成長して、大人になってきました。現代のネット社会にあっても、自分をしっかりと持って、それと上手につき合う方法を身につけることが、子どもたちにとって人生を実りあるものにすることになると私は信じています。
大人たちが子どもたちと知恵を絞っていく、その方法について、きょうお越しの先生方からさらなる御教示を賜りますようお願いいたします。
それでは、大橋校長先生に質問させていただきます。
先生は、刈谷市において、小中学校でのスマートフォンの使用制限を提唱してくださいました。私は大賛成です。ネットの長時間利用については、青少年の健全な生活習慣の定着に向けた保護者への働きかけが必要だと思います。
先ほど先生がお話しくださいましたPTAに配られたプリントの取り組みを保護者にさらに浸透させるには、どのような働きかけを行う必要があるとお考えでしょうか。質問させていただきます。