松田学の発言 (内閣委員会)

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○松田委員 ありがとうございます。
 大臣の今の御答弁は、定性的には全くそのとおりなんですが、日銀が国債を買って、それでいわゆるブタ積みという現象が起こっているとよく言われていますけれども、日銀がバランスシートを大幅に拡大する割に、その効果がそれに比べて十分なものかどうかという点が、これはいろいろな議論があると思いますね。
 先ほどイールドカーブの議論をいたしましたけれども、先般、予算委員会の基本的質疑でも質問させていただいたことなんですが、黒田総裁が御答弁いただきましたけれども、要するに、これからどうするんだ、これだけ大規模な国債購入をやって、日銀のバランスシートを二倍にして、それでその後どうなるんだと。一方で、政府の方は、プライマリーバランスの要請がありますから、長期金利をできるだけ抑えてほしいという要請があるわけですね。
 専門家の間では金融抑圧という言葉があるんですが、いわゆる政府の利払い費を軽減するために、名目金利をインフレ率以下に抑え込むという。こうなってくると金融政策は相当ゆがんだ形になってしまいますので、財政のことを考えると金融政策がゆがみ、二%の目標が達成された後に、さらに今度は本当にインフレに行くのか、あるいはバブルに行くのかというおそれがありますし、かといって、市場実勢に任せていけば、インフレ率が上がればそれに応じて名目長期金利は上がっていく、二%ぐらい上がるだろうと。そうすると、これは利払い費でもう本当にパンクしてしまうという状態になるわけですね。
 こういうジレンマを抱えるわけで、今御説明の中にあった実質金利の低下というのは、当面は効くかもしれませんが、長期金利をしばらく安定的に推移できるかもしれませんが、日本の金利水準はもう相当名目金利が低いので、これを長く続けるということはやはり難しくて、期待インフレ率が上がれば、当然長期金利は上がらざるを得ないというところで、それを抑えようとすると相当無理がかかってしまうということになると思うんですが、その辺については大臣はどんな見通しを持っておられますか。

発言情報

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発言者: 松田学

speaker_id: 24110

日付: 2014-03-05

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会