遠山清彦の発言 (内閣委員会)

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○遠山委員 高木議員におかれましては、先ほど御自身でもおっしゃっておりましたとおり、与党のワーキングチームで一緒に議論をしながら本法案をつくり上げたわけでございまして、私からも感謝を申し上げたいと思います。
 また、当委員会の与野党の理事を初め委員の皆様から御理解をいただきまして、本日、提案に至りましたこと、大変感無量に思っているところでございます。
 ただいま御質問ございました、今回なぜ議員立法なのかということでございますが、先ほど来、平井議員からるる御答弁がありましたとおり、我が国は現在大変なサイバー攻撃にさらされておりまして、これは、国家の政府機関に対するもの、あるいは国会そのものに対するもの、また重要インフラを担う事業者に対するもの、さまざまございます。危機は相当深刻な状況にあるというふうに認識をしております。
 また、先ほども御答弁ありました、スマートフォンの急速な普及、あるいは自動車とか家電製品がインターネットに接続されるようになってきておりまして、こうしたものもサイバー攻撃の対象になっているという状況から、脅威が拡散しているというふうに思っております。
 私も、公明党内の先ほどおっしゃっていただいた立場上、さまざまな調査研究、ヒアリングをしてまいりました。
 私が個人的に一番驚いたのは、スマートフォンをウイルスに感染させまして、持ち主が知らない間にスマートフォンの録音機能をオンにして、例えば、一時間ひそかにそれを録音して、ファイルにして、さらに御丁寧にその添付ファイルをウイルスが指定する電子メールの宛先に送る。まさに、昔でいいますと007の映画の中で出てくる秘密兵器のようなことが現在行われている、現実に。持ち主は気づかないそうでございます。ですから、私たちの個人的な会話を一時間とられて、知らないところの電子メールに送られて、それでも本人は気づかないという、攻撃というか、ツールが既にあるということも専門家から伺いました。
 また、これは有名な話でございますが、昨年だったと思いますけれども、アメリカのハッキングの公開実験の場で、ネットにつながったトヨタのプリウスがハッキングされて、ドライバーが右折しようとしているときに左折させるということを実際に実演したということも報道されているわけでございます。
 このような状況に鑑みまして、サイバーセキュリティーに関する基本理念あるいは基本的施策、それらを強い政治的なリーダーシップのもとで推進するための基本的枠組みを立法府が明確化することによって、政府のみならず、民間も含めて、関係者が一丸となって、スピード感を持って対策に取り組むことが必要であるというふうに思っております。
 そのためにも、今回、サイバーセキュリティーに関する施策を総合的かつ効果的に推進するための法律を議員立法として制定することは大変な意義があると思っておりますし、また喫緊の課題でありまして、ぜひ、本日の審議を経て、参議院に送付をしていただいて、今国会で成立をさせていただきたいと心から期待をしているところでございます。
 以上です。

発言情報

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発言者: 遠山清彦

speaker_id: 31727

日付: 2014-06-11

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会