茂木敏充の発言 (予算委員会)
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○茂木国務大臣 福井委員から御指摘いただきましたERIAでありますが、まさに、二階委員長が経済産業大臣時代に提言をされて、そしてその提言に基づき二〇〇八年に設立された機関であります。
昨年は、例えば日・ASEANの閣僚会合であったりとかASEANプラス6の閣僚会合等々におきましても、ERIAの役割、極めて高く評価されている、そういったことを私も直接感じ取ったところであります。
アジア地域の成長を我が国に取り込むためには、我が国企業にとって、この地域における原材料の調達から始まりまして、生産、物流といった一連のサプライチェーンを維持、確保することが極めて重要であります。災害が多い東アジア地域におきまして、このサプライチェーンが分断をされ、企業の経済活動が機能不全に陥らないように、官民一体となって、交通網であったりとかエネルギーを初めとするインフラの強靱化に向けて取り組むことが必要でありまして、アジア地域の国々にとっても、このような取り組みは地域の発展の基盤になるものである、このように考えております。
そこで、東アジアの経済発展、統合に関する政策研究、提言を行っている国際的な研究機関でありますERIAですが、これまでも、国境を越えた交通網であったりとかエネルギーインフラ等、東アジアの連結性強化に向けた政策研究や提言を実施いたしております。昨年あたり、この連結性、コネクティビティーという言葉があらゆる国から語られるという状況でありまして、そういった提言を行ったのもERIAだと思っております。
さらに、災害に強いインフラ及びサプライチェーンの整備に向けた政策研究そして政策提言のために、日本政府としても、平成二十五年度の補正予算及び二十六年度予算におきまして二億円を手当てしたところであります。
今後、ERIAがこれらの研究を通じて東アジア地域の国土強靱化に貢献していくことを期待するとともに、我が国としても、ERIAの研究を引き続き支援をしてまいりたい。日本における国土強靱化、極めて重要でありますが、アジア全域に日本のノウハウを広げていく、こういったことも同時に重要だ、そう思って取り組んでまいりたいと思っております。