安倍晋三の発言 (予算委員会)
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○安倍内閣総理大臣 冒頭申し上げましたように、まさに世界の安全保障環境は大きく変わっているわけであります。アジア太平洋地域におきましても米国と中国のパワーバランスに変化が出てきているわけでありますし、そしてまた、委員が御指摘になったように、今や、いずれの国も、一国のみで自国の安全を守ることができない。だからこそ、私たちは積極的平和主義を掲げ、国際協調主義のもと、地域の平和と安全のためにより一層貢献をしていくことによって、地域の平和を守っていかなければならないと考えております。
その中で、今委員がお示しになられたこの表は、大変わかりやすい表だと思いますが、まさに、一九四五年、進駐軍の四十万人、日本側はゼロなんですが、足した数によって我が国は守られていると言ってもいいんだろうと思います。
つまり、これは、四十万人、専ら進駐軍によって日本は守られていたということになるわけでありますが、五二年、独立を果たした後は、日米同盟によって駐留する二十六万人の米軍プラス十一・八万人の自衛隊、これをまさに足し込んだ数によって日本は守られているということになります。
そして、現在、自衛隊は二十四・七万人、そして在日米軍は五・三万人まで縮小したわけでありますが、しかし、大切な五・三万人と言ってもいいわけでありますし、高度な能力も持ち、そして、いざというときには米軍全体でオペレーションを行うわけであります。
つまり、これから見てわかるように、自衛隊に期待される役割、能力はより一層高まってきていると考えるべきであって、これを足し込んで日本の安全が守られている。こういう中で、米側の能力が欠けることになれば、我々の安全も毀損されるということになる。
つまり、そういう中において、より一層日本と米国がお互いに助け合っていくことは、まさに日本の安全に寄与する、そして、それが極めて、死活的に重要であるということなんだろう、その重要度はこの図のようにどんどんどんどん高まってきたと言ってもいいんだろう、このように思うわけでありまして、その中で、我々も果たすべき役割を果たしていくことによって、日米の紐帯はより強化され、日本はより安全になっていく、このように確信をしております。