石原伸晃の発言 (環境委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま中西委員がお話しになりましたとおり、多分中西委員の御地元も被害がかなり出ていると思いますけれども、ニホンジカあるいはイノシシ、この数が本当に増えていると思います。それによりまして生態系へ大きな影響が出ておりますし、さらに、人間が野生動物から囲まれたところで生活をしなければ生きていけないような、農作物への被害等々も深刻化しているんだと思います。
私も知床と対馬、見てまいりましたけれども、森林の下草あるいは地面をはう草、こういうものが全部食べられている。さらには、知床で大分地元の方から御陳情いただいたんですが、道路ののり面の草を食べることによって道路が崖崩れを起こして、何度も何度も通行止めになるようなことがあると。これはかなり深刻だなと、人間の生活自体も野生動物によって脅かされている、こんなことを強く感じたところでございます。
政府としては、この増えてしまいましたニホンジカ、イノシシの生息の数、いろいろな統計があるんですけれども、こういうものを十年後に半減させるという数値目標を立てさせていただきまして、この目標を達成するために、法改正によりまして、今委員が御指摘になりましたように、法目的に鳥獣の管理、まあ殺処分でございますね、こういうものを加えますとともに、やはり御地元の都道府県が主体となって必要な捕獲事業を導入する、大きな政策転換を図らせていただいているところでございます。
改正法に基づく鳥獣の管理を進めることによりまして、鳥獣の生息総数というものが自然界に合った、また人間にも悪影響を与えない適正化を図ることによりまして、人と鳥獣が共存する社会をつくっていく、こんなつもりでこの法案、準備をさせていただきました。
以上でございます。