中西祐介の発言 (環境委員会)
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○中西祐介君 ありがとうございます。
まさに大臣今おっしゃっていただいたとおり、もう現場の姿を熟知をしていただいております。その中で、まさに十年後に半減と、もうはっきり今年度のこの国会の中で、所信で述べていただきましたことを本当に力強く感じておるところであります。
今大臣おっしゃいましたが、これ一一年度の数字ですけれども、ニホンジカが二百六十一万頭、エゾシカは六十四万頭、イノシシは八十八万頭まで増えている。これは調査での推計でありますけれども、もっと多いかもしれない。
さらに、これはもう実額でありますが、農産被害が年間二百億円を超えていると。言わば、地方で暮らす、畑や田んぼで作ったものが、ようやく実が育ってきたなと思ったら、全て根こそぎやられてしまうと。もうこんなやるせないことはないということを現場でも伺います。こうした、財貨を奪われてそして意欲が低下することによって、国土の多くのところが耕作放棄地にならざるを得ない、これもまさに実態であります。
そして同時に、これまでは増えたイノシシや鹿やいろんな鳥獣を駆除をしてきた狩猟免許の保持者なんですけれども、これも年々低下をし、同時に平均年齢がどんどん高齢化をしているということも現状でありまして、本当にこの法案による改善を皆さんが期待をされているところであります。
そんな中で、本日は、私は大きく二つの点について伺いたいと思っております。まず一つは、国が目標値を定めるということでございますので、実施主体は今度は県に移ってくるわけであります。その中で、県が大きな役割を果たさなきゃいけないということで、都道府県の負担あるいは能力をいかに担保していくかということを一つテーマで取り上げたいと思います。そしてもう一つは、この捕獲の担い手の確保の点でありますけれども、全国といえども、今人口の偏在とともに、まさに捕獲の担い手も偏在をしていると。同時に、地方部、人口が少ないところの方が野方図に鳥獣が増えているという現状もございますので、この大きく二点について伺いたいと思っております。
まず一点目の都道府県の負担あるいは能力の向上についてでありますけれども、地域実情に対応できる体制整備が急がれております。その中で、これから、じゃ、環境省が主導する国の役割、そして実際、計画を立案しあるいは事業者を選定していく県の役割、あるいは市町村の役割、そしてこれから新たに選定をされる事業者、大きく言うと四者の役割分担があろうかと思っておりますが、この法改正によってどういう役割分担になるのか、お答えいただきたいと思います。