高橋克法の発言 (行政監視委員会)
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○高橋克法君 もちろん観光産業も商活動ですから、それを行う皆さんの御努力というのは一番前提として大事なことだと思いますが、この風評被害に関しては努力をしても自らの力では乗り越えられない部分というのがありますので、そういった状況の中で、大変、栃木県のみならずですけれども、私は地元栃木県ですから、いろんな方のお話を聞きますが、非常に皆さん苦しんでおられる。少し明るい兆しは見えてきたといっても、まだまだ自らの努力では乗り越えられない部分という、その壁があるというのも事実ですので、是非とも、その辺のところはよく御理解をいただきまして、しっかりとお願いをいたします。
平成二十六年度行政評価等プログラムには、二十六年度新規着手のテーマとして、世界文化遺産の保存、管理が入っております。
地元のことでまた恐縮ですけれども、栃木県の日光は世界的に有名な観光地であり、その日光にある二荒山神社、日光東照宮、日光山輪王寺の周辺は平成十一年十二月に日本で十番目の世界遺産として登録をされました。この場所には国宝の建物が九つ、重要文化財の建物が九十四、合計で百三もの貴重な建物があります。また、建物周辺の自然環境もすばらしく、まさに世界の日光を代表する場所となっています。
この問題と関係ありませんが、先ほどの鳥獣被害の問題に絡んでは、この建物周辺の敷地内のカタクリの群落が鹿に全部食べられちゃったとかという、こういう問題もあるので、これはまた鳥獣保護法の改正の部分で議論になると思うんですが、そういう建物周辺の自然環境もすばらしいところなんです。
今回、新規着手テーマとして世界文化遺産の保存、管理が入った背景としては、世界文化遺産は、平成二十五年六月現在、全世界で七百五十九件が登録されており、そのうち我が国では十三件が登録をされている。そして、世界遺産条約を履行するための法律は制定されておらず、世界文化遺産の保存、管理は文化財保護法などの多数の法令や条例に基づいて行われており、また、世界文化遺産の保存、管理に関わる関係者は法令を所掌する府省、地方公共団体、文化財保有者、地域住民など広範にわたることから、それらの協力、連携が重要であること。また、近年、世界文化遺産が人々の関心を集め、まさに地域活性化の有力な手段にもなっているが、一方で、観光客の増加による記念工作物等の毀損、排気ガスやごみなどの環境問題、世界文化遺産を保護するための各種規制と住民生活との調和など、世界文化遺産の持続的な保存、管理に向けた課題が指摘をされていることなどを総務省としては挙げられています。
そこで、総務省として、この調査においてどのような点に重点を置いて今後の政策、予算編成に生かしていくことを目指されているのか、お伺いをいたします。