風間直樹の発言 (国の統治機構に関する調査会)

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○風間直樹君 ありがとうございます。
 山下先生が行政監視の委員長当時に、視察に合計、委員長視察は三十一回、委員会視察が一回ですから、合計三十二回行かれたと。資料を拝見すると、毎月二回、三回行っていらっしゃいますね、一年半の間に。これは相当なペースですし、よく先生もこれだけ視察にいらっしゃったと思うし、またよく事務方も先生をしっかり支えたと本当に感心させていただいております。
 私は、二〇一〇年から二〇一一年まで行政監視委員会に所属をさせていただきました。このときの行政監視委員会も非常にすばらしい委員会でありまして、当時は警察そして検察による冤罪事件が頻発をしました、足利事件、村木事件。それから、二〇一一年に入りますと原発事故が起きました。こういった問題の行政の監視をしたんですが、我々、委員会で当時行きました視察で大変印象に残っている視察が一つあります。それは村木厚子さん、今は厚労省の事務次官になられましたが、この村木さんがたしか百七十日間だったと思いますが拘置をされた大阪拘置所に行きまして、同時に、村木さんを逮捕した大阪地検の特捜部というところに委員会で視察に参りました。
 そのとき、私は自分の議員活動の中で非常に克明に印象に残る出来事であったんですが、大阪地検に行ったときにナンバーツーの検事正という人が委員会に対する挨拶に出てこられまして、我々委員全員としては当然、何らかのこの村木事件に関する反省とかおわびとか、そういった言葉があるんだろうと思って聞いていましたら、この後自分はほかの仕事があるのでこれで失礼をしたいと言って、三分で、ようこそという話だけして退席をされました。当時の委員長が末松信介先生でいらっしゃいましたけれども、大変怒って、もう一回この検事正をこの場に呼び戻してきちんとした反省と謝罪をさせるということをその場で全員で決議をして、もう一回戻ってもらってちゃんと反省の認識を問うたことがございます。
 この一件でも明らかなように、やはり委員会が公式に視察をする、そこで特に問題のある行政機関あるいは捜査機関に対してきちっとなぜそういった問題が起きたかを確認をする、そして問うていくと。これは、山下先生おっしゃるように、やはり特に行政上の責任が大きい機関については、捜査機関がその一つですが、私は、行政監視委員会のようなところで、あるいはこういった統治機構調査会のようなところで、毎年、繰り返し、しつこく、執拗に視察に行くべきなんだろうと思います。そのことを通して国会による行政の監視とチェックを行う、そして不正・不当行為をなくしていく、この努力が必要だということを今日、山下先生のお話を改めて伺いまして感じました。
 先生の御経験を基に何か御所見がありましたら御教示ください。

発言情報

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発言者: 風間直樹

speaker_id: 23335

日付: 2014-04-09

院: 参議院

会議名: 国の統治機構に関する調査会