杉久武の発言 (国の統治機構に関する調査会)
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○杉久武君 公明党の杉久武でございます。
まずは山下先生にお伺いさせていただきます。
私は、昨年七月初当選でございますのでまだ議員生活は一年に満たないわけでありますが、それまで私は十五年間、公認会計士をしておりましたので、民間における監査の実務というものをずっとやってまいりました。そして、今回、議員活動をしていく中で本当に純粋に疑問に感じるのは、私、決算委員会の方も所属をしておりますが、国の決算であれ、また今回のこの行政監視という視点からも、やはり問題が減らない、全然、同じようなことを繰り返しているという傾向を非常に強く感じます。
そういった観点で、やはり国民の期待というのは、当然そういった問題点の指摘をしてそれを改善させていくことが必要でありますし、そもそもそういった問題が起こらない仕組みをつくっていくことが最終的には私はゴールになってくるんではないかと思います。当然、時代の変化とともにいろいろな事象が起きてきますので、本当に完全に撲滅するということは非現実的かもしれませんが、やっぱり一定の成果が上がっているということが私は見えてくる必要があるのではないかと思います。
私自身も、民間において外部監査や、又は民間企業の内部監査の手伝いという形で民間企業の内部監査機能も担ったこともございますが、その経験から申し上げますと、やはり今先生が今日おっしゃったように、現場視察の重要性というのは私、非常に今日も共感させていただきました。本当にやっぱり現場に行かないと分からないもの、見えないものというようなものもたくさんあります。私自身も決算書だけを見るのではなくて、やっぱりその民間の会社の工場に行ったり、製造ラインに行ったり、実際その現場作業を見たり、実際ラインに入って働いている方からヒアリングをしたり、やはりその現場に行くことによって実態が見えてくるのではないかというように考えております。
一方で、なかなか現場視察に行くということ、またそれを継続的にやるということも非常に労力が要ることでございまして、先ほど先生もおっしゃいましたように、ただ現場に行けばいいわけではなくて、事前の準備から、限られた現場の時間の中でどこを見るか、どういったところに重点を置くかということは非常に大切、ここを間違えると、現場へ行っても、結局行って帰ってきて何も分からなかったということになってしまいますので、相当やっぱり人的資源も含めて準備が必要ではないかと思います。
先ほど来の質問に重複もいたしますが、そういった現場でしっかり、現場に行って初めて、やはり現場に行ったからこそこういった点が見えたという何か実例等があれば、これは絶対書面では分からなかったという点がもしあれば教えていただきたいと思います。