古屋圭司の発言 (災害対策特別委員会)
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○国務大臣(古屋圭司君) 柘植委員とは同郷で、もう昔から御指導いただいておりますので、気持ちはもう全く共有をしておりますね。特に今の防災に関する視点というのは非常に私も共通点がございます。
それで、郵便局のネットワークを使っていくべきであると、これはよく言われることですけど、やっぱりその前提にあるものは、一つ、興味あるアンケート結果が今年の二月九日発表をしました。それは、十二年ぶりに防災に関する国民の意識、内閣府が調査したんですが、十二年前と比べて、公助に頼るべきだという割合が三分の一になりました。それに比べて自助、共助、これが極めて重要であるという認識がぐっと上がったんですね。これはやはり三・一一の災害の教訓というのもあろうかというふうに思います。
自助、共助という面での取組で、私は、重要な役割を今まで果たしてきたのは郵便局でありますし、これからもそういった郵便局の人的なネットワーク、あるいは二万四千あるそういった郵便局のネットワーク機能、それからもう一つ、やはり郵便局の局長さんというのは、最近は民営化になって、どちらかというと若い、地域に余り根差していない方が新たに入られるケースも多くなりましたけど、やはりかつてはもう地域の名士さんとかそういう人がなっていますから、向こう三軒両隣の、ある意味で個人情報と言われているものまで全部頭の中に入っているんですね。これは、その地域の防災計画とかを作っていくときに本当に重要な役割を担っていますね。
最近は、今御指摘があったように防災士のような資格も取られて、そういう専門的な知識もそれに併せ持とうということでありますから、是非私は、柘植先生には逆にお願いしたいことは、特定局長会の会長としてそれだけの御経験を積んでこられましたので、やっぱりそういういい意味での伝統ですよね、地域にしっかり根差していく、こういった活動は民営化になっても是非やっていただきたい。特に、防災活動をどうするかというのは、これは一切ルールありませんので、全部郵便局長さんの自主性、これに任せられているのが今の経営形態になっても変わっていませんよね。やっぱりそういう取組を是非していただくことを私も期待をいたしております。
それから、災害支援協力に関する覚書と、今御指摘があった、こういったものでやっぱりしっかり地方公共団体と連携していく、あるいは地域のFM等々とも連携をしていくということが大切だというふうに思っております。
いずれにいたしましても、今、柘植委員から御指摘があったように、この日本が生んだ世界に誇る私は人的ネットワーク、地域ネットワークの一つだと思います。前島密さんが百四十年も前に最初に立ち上げたこういうシステムをしっかり活用していく、そのことで是非、柘植委員におかれましても先導的な役割を果たしていただくことを期待をいたします。そのことが地域の防災力を高めていくことになりますね。
こんなものでよろしいでしょうか。