舞立昇治の発言 (農林水産委員会)
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○舞立昇治君 ありがとうございました。
意義、目的はそういったようなことで、農業分野につきましては、今、平成二十三年度の新規で約一万人ということで、出身国は中国からの実習生が大勢を占めているというところでございます。
この農業の成長戦略では、輸出戦略が大きな柱、その一環として、日本型農業の経営ノウハウの普及も大変重要だと考えております。この技能実習生の方は、まさにこうしたノウハウを持ち帰っていただいて、それぞれの母国の食料供給そして食の安全、安心確保対策等に貢献していただきたいと私も願っているところでございます。
そして、この制度につきましては、現場の農業生産法人などからは、やはり在留期間に制限があるため、技能を習得しても継続して雇用できない、出入国を繰り返し行うことができないので農繁期等の限定雇用など柔軟な活用ができない等々、いろんな意見があるところでございます。私の地元でも意見を聞いているところでございます。
この点、技能実習生に限らず、外国人労働者の関係につきましては慎重な意見を持つ方も多くて、ただでさえ求人が少ないのに外国人を入れるなんてとんでもないと、なかなか現場を理解していない、各職場のことを理解していない、業務を理解していないというような、ともするとそういった意見とか、外国人は日本のことがよく分かっていないので、例えば、家の近くに住んでいる研修生、外国人労働者とかが届け物をしてきたときにお礼に野菜をお裾分けした際に、おばあちゃんが親切で、もううちの畑のものは何でも取っていっていいからと冗談交じりに言ったらしいですけれども、翌日、畑のものがごっそりなくなっていたとか、そういったような、外国人は何するか分からないといったような懸念をする声もあるところで、なかなか、その地域地域によって意見は様々あると思います。
しかしながら、私にとりましては、外国人実習生、地域で責任持って受け入れる体制がきちんとできている、そして、農業生産法人、担い手農家さん等に、生産の拡大そして生産性の向上にも寄与する上で、この実習生の存在を必要としているというところには柔軟に対応してもいいんじゃないかと考えているところでございます。
そこで、海外からの農業実習生の受入れにつきまして、六月の成長戦略の改訂に向けて現在見直しを検討中だと思いますが、農水省として、この制度の拡充に向けた課題をどう認識し、その課題解決に向けて今どのように取り組んでいくつもりなのか、お聞かせいただければと思います。