丸川珠代の発言 (本会議)

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○丸川珠代君 自由民主党の丸川珠代です。
 私は、自由民主党及び公明党を代表して、議院運営委員長岩城光英君解任決議案について、断固反対の立場から討論をいたします。
 まず、何をもっての解任決議であるのか、その理由が全く分かりません。まさに国会最終盤、我々の決められる政治に対し、あらがうことさえできれば何でもいいというだけの、全く無意味な暴挙としか言いようがありません。並び立てられた解任の趣旨は、事実を歪曲して捉えており、全くもって的外れであります。
 岩城委員長は、野党の意見も十分に聞き入れ、円満な議会運営を心掛けてきました。その配慮については、先ほどの提案理由説明でも触れられたとおりでございます。つまり、そのことは参議院各会派が既に御承知のことではないですか。一方的な運営など一度もなかったのであります。
 野党が審議拙速と主張する国会法等の一部を改正する法律案は、昨年末に成立した特定秘密の保護に関する法律の附則第十条の規定に基づく検討を踏まえ、衆参両議院に情報監視審査会を設置するとともに、国会において特定秘密の提出を受ける際の手続その他国会における特定秘密の保護措置を定めるものであります。
 参議院規則の改正案や審査会規程案は、国会法改正を補則するものであって、まさに法改正と一体となって国会による政府の監視を実現するものであり、国民の知る権利を担保するためにも成立が求められるものであります。特定秘密の保護に関する法律の施行は本年末に迫っており、衆参両院での情報監視審査会設置のための準備を考慮すれば、今国会での成立は不可欠であります。
 衆議院では、自由民主党、公明党の与党に加え、日本維新の会、みんなの党、結いの党も賛成し、賛成多数で参議院に送付されました。送られた法案を粛々と審議し成立をさせるのは、法案を受け取った参議院としては当然の議会運営であり、議院運営委員会で各党の意見がまとまらなければ、委員長が議事整理をするのは当然の責務であります。岩城委員長の責任を問うのは的外れも甚だしいと断ぜざるを得ません。
 岩城委員長は、福島県いわき市議会議員に三十歳の若さで当選され、二期務められた後、県議会に転じ、さらにはいわき市長に四十歳で当選して二期を務め、全国青年市長会の会長も経験されました。
 参議院には平成十年に初当選をされ、今日まで三十年以上、地方自治、地方行政、国政と政治の道を歩いてこられた大ベテランであります。第一次安倍内閣では、内閣官房副長官として内閣と国会の調整のかじ取り役を務められ、議会運営の重要性を熟知されておられます。
 そして、平成二十三年、参議院自由民主党の政策審議会長に就任されるや、政審の中に原発被害からの福島復興委員会を設置、自ら委員長に就き、原発事故で苦しむ県民の痛みを国政に届けるべく、福島県議団を窓口に、福島県民の声、訴えを自民党国会議員とともに何十回にわたり聴取され、一刻も早くと故郷の復興に奔走されたのです。
 また、いのちを守る森の防潮堤推進議員連盟を設立し、会長となって東日本大震災で被害を被った東北地方の海岸線に植林による防潮堤の建設を推進されております。その幅広い見識と温厚な人柄は、我が党のみならず、多くの方々が支持し、尊敬をされているところであります。
 一党一派に偏ることなく、公平中立の運営を行ってきた岩城委員長を解任する理由は見当たりません。むしろ、党利党略による解任決議を提出した野党の暴挙に断固抗議をし、猛省を促して、岩城光英議院運営委員長解任決議案への反対討論といたします。(拍手)

発言情報

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発言者: 丸川珠代

speaker_id: 12671

日付: 2014-06-20

院: 参議院

会議名: 本会議