片山さつきの発言 (予算委員会)
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○片山さつき君 今の数字をパネルに直させていただいているんです、早々と。済みません。それで、資源エネルギー庁、そして大臣からお答えいただいたとおり、一番左が、全部うまくいって今やりたいという人が電力化できた場合に、再生エネルギーが、この黄色のところが五・二まで来るんですね。そのすぐ右が今の状態で一・六、これが五・二に来て、大体水力は余り変わらないから、これだけ上がって一三・七と。麻生政権のときに立てた目標で一三・五というのはありますが。一番右側のアメリカは今再エネが五・六なんですよ。これと比べると、ああ五・六、五・二、おっ日本もなかなか来たなという雰囲気もあるかと思うんですが、ここまで行くのに非常に大変だという議論をこれからも与党ワーキングでしなきゃいけないと思います。
いわゆる系統の制約という、まあ電力の用語は非常に難しいですけれども、タンクとタンクをつなぐ導管が余りにも細いとそこで駄目だとか、あるいは変圧器が足りないとか、そういう問題が山のようにあって、一説には、これを全部実現するためだけに一兆円以上の設備投資が掛かる可能性もあると、送電線も含めてですね、という話も聞いておりますが。
五・二、五・六、これが二〇二〇年になるのかもうちょっと早いのか分かりませんが、隣のイギリスは再生エネルギー一〇%あるんですよね。狭い島国です、いろんな条件全て違いますが。どのぐらいなのかというと、ちょっと今のアメリカだけで止まるんであると、友党である公明党さんからは与党ワーキングチームの最初に紙をいただきました、三〇という数字を出しておられると。自民党の中でも調査会によってはそういうところもあります、いつどうやるかは別ですが。相場観というものが、これは政治的メッセージもあるんですが、これをどうするかということをこれから真剣に、与党ですから責任のある検討を行っていかなければいけないなと考えておりますが。
再生可能エネルギーを目指すという意味の一番大きなことの一つは、CO2を出さないということですよね。前回の臨時国会で私、石原大臣と何回もやり取りさせていただいて、結局、日本としてCO2削減の目標値は何とか示せたんですよ。
ただ、その後、異常気象の問題は後を絶たず、やはりそれは温暖化が関係しているだろうという可能性が非常に高い。三月には国際会議も開かれる中で、再生可能エネルギーはもちろん三年で最大限、公約しておりますが、それと同じかそれ以上に将来有望じゃないかと言われているのは、作り方によってはCO2を全く出さない、ゼロエミッションになり得るかもしれない水素なんですね。これに期待が集まっています。
この分野は今はまだ日本が先行しているんですが、いつものようにうかうかしていると追い付かれる可能性があるので、何か国策を打ち出すなら今でしょうという状態なんですよ。既に九州とか各地では水素社会のモデルタウンができていて、エネファームは百四十万台を見据える勢いはあります。そして、来年からついに、ついに夢の次世代車だと思われていた水素燃料電池自動車、FCVが商業的にトヨタ、ホンダから売り出されます。そして、来年以降、千代田化工は大型の水素発電所を建て、もっとあるんですよ。ガソリンスタンドは、そうすると、どんどんどんどん水素ステーションに変えなきゃいけない。これも設備投資。さらに、川崎重工が一般用の水素発電用の炉も売り出すと。非常にこれ需要喚起が大きいんですね。
ただ、先に政府の方針がどうなるか分からないから投資できないという声も多いんです。だから、ここでやはり、水素社会は国策なのかと、そこを是非総理から今日この場で高らかに御宣言いただけないでしょうか。