猪口邦子の発言 (予算委員会)
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○猪口邦子君 ありがとうございました。今お話がありましたとおり、やっぱり再生エネルギーの場合は出力が不安定とか価格が高いとか大きな問題がたくさんあるので、これを打開する、これがアベノミクスの果実としてできれば有り難いなという指摘と、また御意見をいただきました。ありがとうございました。
それで、もう時間も少なくなりましたので、私は、外務大臣に御答弁をいただきたいとも思いましたが、私の考えをここでしっかりとちょっとお伝え申し上げたいと思っております。
それはNPTとこのエネルギーの関係のことなんですけれども、まず、日本は原発依存度を減らします。しかし、日米の強い連帯の中で、原発の安全性あるいは核物質拡散をしないようにする、これを強化しなければならず、NPT体制というのを維持しなきゃならないということなんですね。まず、アメリカはトモダチ作戦で物すごく大きな貢献を、そして原子力災害に対しても貢献をしてくれている。そして、アメリカ自身、原発事故を経験している。恐らく、その後、耐え難い原発事業再編成のプロセスをアメリカ自身が経ているわけです。
それで、NPTとの関係では、御存じのとおり、原発技術の移転ということは権利に、その非核兵器国にはなっていますから、結局、原発は今後どんどん増えることになります、各国において。ですから、アジア太平洋地域で原子力発電はIAEAの予測では非常に大きく伸びるし、世界全体でも二倍近くまで伸びるということになりますので、先ほど申し上げましたように、一国安全主義というのが原発にないので、ここはやはり日米の基軸で、しっかりと長期的な視野で、この地域の原発の安全と不拡散、NPT体制の堅持、こういうことにコミットする必要が私はあると思います。ですから、安倍政権はやはりこういうことにきちっとコミットしている政権であるということで、外務大臣に強くお願いしておきたいと思います。
総理の御意見も伺いたいと思うんですけれども、もう時間もちょっとなくなりましたので、この議論を聞いていただきまして感謝申し上げます。
最後に、私は大学の出身者なので、私は被災地の生徒さん、学生さんにちょっと思うことがあるんですね。三年前、世界中から救援に来てくれたんですね。その人たち、きっと被災地の生徒さん、学生さんのことを覚えていると思うんです。ですから、あれを乗り越えて歩み続ける、世界から見れば、その皆さんこそ本当の英雄だと思うんです。ですから、その生徒さんや学生さんが今後努力して、いろいろと世界に発信する、場合によっては世界を訪問、留学もする、そういうときに、いつでもどこでも政府には強く手伝ってあげてほしいという願いなんですね。でも、急いだり焦ったりしなくてもいいと思うんです。私、世界はずっと待っていると思うんですね。ですから、被災した生徒さん、学生さんは長生きをして、それで、あのとき自分は子供だった、そして世界に助けてもらって、世界に愛されてしっかりと歩み続けたと、そういうメッセージをいつかきちっと送れるよう、政府も我々も協力しますので、みんなでそういう方向を助けて支援申し上げたいなと思っております。
私の意見を述べまして、おしまいといたします。ありがとうございます。