西川京子の発言 (予算委員会)
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○副大臣(西川京子君) 高階先生、御質問ありがとうございます。
社会人の学び直しという御質問でございましたが、実は、日本はOECDの各国に比べてこれが非常に低いんですね。日本の大学進学率が約五一%、OECDが平均六〇%、この一〇%の差が、実はこの社会人の大学入学、これと留学生の受入れ、これで日本が下がっているんですね。実は、ここをきちんと、もう少し社会人の方がどんどん大学に入り直していただきますとこのOECD並みの大学入学率になるということでございまして、今先生がおっしゃったこと、それともう一つ、経済活動に関してですが、産業構造の変化を踏まえた成長産業への労働力の円滑な移動、こういう面もあります。
それから、キャリアアップ、キャリアチェンジの促進、そして豊かな人生を過ごすための多様な学習ニーズへの対応、そして社会人の学び直しの機会をより一層充実させていくことが更に社会の言わば成長戦略にも実は資するんではないかと。今いろいろな学者の先生方と省内で意見交換をしておりますが、社会人が、一度学校を離れて、もう学校と縁を切るのではなくて、常に学び直し、行ったり来たり、これを繰り返すことで実は少子化対策や成長戦略に大きな効果があるというようなお話もいただいております。
今先生が御指摘になりました奨学金制度、これについては、今までは実は大学で過去に奨学金を受けた人はまた受けられないような状況があったんですが、これを、無利子奨学金の貸与を受けることを更に可能にするよう再貸与の制限の緩和、そのようなこともやっております。
そして、この社会人の学び直しを受ける実は大学、学校側の対応、これも非常に大事なことでございまして、各大学や大学院において都心部におけるサテライトの設置を含めて社会人向けの講座を積極的に開設、そして実は専門学校、専修学校の質の向上、これ今専門学校に行くのは実は社会人の人の方が多いんですね。ですから、これの質の向上を図りまして、今回、職業実践専門課程というのを指定いたしまして、これに全国の専門学校から手挙げ方式でお願いしましたら、約一七%の専門学校が手を挙げておりますので、この学びを受け入れる方の体制、それと奨学金制度の充実ということで、先生御指摘の社会人の学び直しをしっかりと推進していきたいと思います。