三ッ矢憲生の発言 (外務委員会)
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○三ッ矢委員 自由民主党の三ッ矢でございます。
安倍政権発足以来一年と十カ月がたとうとしております。地球儀を俯瞰する外交ということで、総理もこれまでにもう既に四十九カ国お回りになったということでございますが、外務大臣におかれましても、精力的にいろいろな国を訪問されて日本の外交推進のために日夜努力されていることに、心から敬意を表したいと思います。
ただ、地球儀を俯瞰するといっても、私の目から見ますと、地球儀にちょっと穴があいているんじゃないかという気がしておりまして、特に近いところで大きな穴があいている。
私も、先月まで副大臣を仰せつかっておりましたので、アジアを担当しておったんですが、副大臣の間に、結局、中国、韓国、まあ韓国は国際会議で参りましたけれども、バイの関係で訪れることはできませんでした。やめた途端に党の立場で中国へ行ってまいりまして、そのこと自体がどうも今の日中関係を象徴しているような気がして仕方がございません。
世界じゅう見回してみましても、それなりの大国ですね、日本も中国も韓国も。こういう国がお互いにナショナリズムをぶつけ合って、言ってみれば、ちょっといがみ合っているというような感じの関係になっているところというのは、ほかに余りないと思います。これは非常に異常なことだと思っておりまして、これをやはり何とかしないといけない。政府も同じ思いでおられるんだとは思います。
最近、大型の民間の経済訪中団とか、あるいは、この週末には逢沢議運委員長が北京を訪問されまして議会外交、それから、私自身も先月末に北京に参りまして政党間交流、こういう関係で話を進めていきたいと。これに関しては、日中間で異存はないということを確認してきたわけでございます。
一方、政府はどうかといいますと、大臣もミャンマーあるいはニューヨークで王毅外交部長と会談をされておりますし、最近は、これは新聞報道ですが、伊原局長が非公式に北京を訪問されたというような記事も出ておりました。
また、ASEMがちょうど今開かれておりますが、安倍総理が李克強首相とか、接触の機会があるのかどうか、それはわかりませんけれども、十一月に北京でAPECが開かれる際に日中首脳会談が行われる見通しがあるのかどうか、その点の見通しについてまずお伺いしたいということと、同時に、日中関係の改善に向けた決意と今後の取り組みについてお伺いしたいと思います。