篠原孝の発言 (外務委員会)

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○篠原委員 政治家が考えなくちゃだめですね。経産省とか外務省とかの皆さんは、どこかの偏った方にばかり行ってしまうんです。これはやはり我々政治家が、大所高所からとめて、ストップをかけなければいけないと思っております。
 次に、午前中も議論がありましたけれども、ISDあるいはISDSについてです。
 林委員が言っていましたけれども、日豪には入っていないんですね。日本が、たしか二国間のEPAで入っていないのは、フィリピンも入っていない。私はこれは問題だと思うんです。
 もともと発展途上国が、内乱があったりして、工場、いろいろなものを、投資先のものも国有化したり、そういったことがあり得るので、そのためにISD条項があったはずなのに、いつの間にか拡大解釈されている。相手がアメリカだからなんですね。アメリカはとんでもない訴訟大国ですから、何でも訴える。もうNAFTAで、カナダやメキシコはさんざんひどい目に遭っている。
 日本はどうするのか。この一ページ目のところに、ISDSで、ちゃんと、「合意しないこと。」と書いてあるんです。一体、これがどのようにTPPでは行われているのか。
 こういう点では、日豪EPAには入らなかったのは丸なんですね、二重丸なんです。日本がさんざん主張したのかというと、多分、違うんだろうと思うんです。オーストラリアが強硬に嫌がったからなんです。
 ところが、これまた不思議なんですけれども、御存じだと思いますが、韓国と豪州のFTAには入っているんです。聞いてきました。聞いてきましたというか、向こうが話したんですけれどもね、午前中にお話しした件ですけれども。
 それは、相当抵抗したんですよ。だから、韓国とオーストラリアのFTAは、批准というか国会承認を受けるのに相当時間がかかったんです。日本の場合は、すぐ通すと言っていました。
 韓国は、なぜ執拗にISDSを入れ込もうとしたか。これは、大臣、なぜかおわかりになりますか。韓国も本当は嫌がっていたんです。韓国は、日本よりも、何というか、物すごく誇り高い国ですから、米韓FTAにいろいろなところから反旗が翻りましたからね。BSEの絡みで、高校生がろうそくデモをしたりしたんです。だけれども、法曹界、法律界、弁護士、裁判官たちが、猛然と、韓国の主権を侵すということで反対したのがこのISDSなんです。
 そして、李明博大統領は、朴槿恵大統領に、これは再交渉すべきだというふうに引き継ぎをしているはずなんです。途中まではそうなっていたんです。それを、今回、しつこく協定の中に入れたんです。
 この背景というのをお聞きになっておられますでしょうか。質問通告してありませんけれども。

発言情報

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発言者: 篠原孝

speaker_id: 13215

日付: 2014-10-29

院: 衆議院

会議名: 外務委員会