郡和子の発言 (内閣委員会)

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○郡委員 そういうような風の動きが強くなっているせいでしょうか、席におられない議員も散見されますけれども、それでは、私、質問をさせていただきたいと思います。
 一九八九年のベルリンの壁崩壊からちょうど二十五年になるドイツに、私、実は、先週、ドイツ政府の招聘で行ってまいりました。テーマは家庭と仕事の両立ということについてでございまして、政府の高官、それから経済団体、労働団体、先進的な取り組みを行っている企業、またそこに隣接する保育所などを見て回って、意見交換をさせていただきました。ドイツも同じように女性の参画を進めなければならない切実な事情を抱えているというふうなことを認識したわけですけれども、しかし、家族政策も雇用の支援につきましても日本の先を行っておりました。
 また、デュッセルドルフでノルトラインウェストファーレン州の州議会の本会議を傍聴いたしました。議長は女性でありまして、議会本会議場には三割を超える女性の議員が座っておられましたけれども、演説をされたのを聞かせていただいたんですね。カリーナ・ゲーデケ州議長ですけれども、十一月九日、ドイツにとっては、東西を分断していた壁の崩壊のみならず、特別な意味を持つというふうにして演説を始められました。御承知と思いますけれども、一九三八年十一月九日、ドイツ各地で発生した反ユダヤ主義の暴動、ナチ政権による官製暴動の疑惑も指摘されている帝国水晶の夜であります。これは後のホロコーストへの転換点というふうに言われております。議長の演説ではそのことにも言及をされて、歴史に学ぶことの重要性というのを発信、改めて、負の遺産も、歴史に学ばねばならないということをお話しになられて、大変私は感銘をいたしました。
 翻って日本はどうだろうかなと。負の歴史に学ぶ姿勢とは実は今逆の方向に行っているんじゃないだろうか、偏狭なナショナリズムや排外的な空気が広がってはいないだろうか。しかも、ヘイトスピーチを行う団体との親密な関係が取り沙汰される大臣がおられたり、それからネオナチ団体との関係が報じられる大臣がいたり、私は、ドイツで今の日本の状況を改めて大変考えさせられたわけです。
 有村大臣、通告しておりませんけれども、どういうふうに思われるでしょうか。御感想を聞かせてください。

発言情報

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発言者: 郡和子

speaker_id: 26173

日付: 2014-11-12

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会