上川陽子の発言 (法務委員会)

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○上川国務大臣 少子化のお話でございますけれども、私も、少子化対策担当大臣、そして男女共同参画の担当大臣を拝命いたしまして、出生率が非常に低くなっている、そして人口につきましても減少しているという中で、どうしても、社会を維持するためにある一定の出生率を上げなければいけないというような問題が非常に多いから、それでは子供を産むというようなところに少し陥りやすいことがあるなというふうに思っておりまして、そういう意味から、希望の象徴としての子供たちということを社会の中でしっかりと育み、結婚し、子供を産んで育て、また、希望の部分につきましては、一人ではなくて二人以上子供たちが欲しいという方たちがたくさんいらっしゃるということで、そうした希望を実現するための施策づくりというところに、当時、大臣のときに力を尽くしたところでございます。
 しかし、現実はなかなかそれが実現しないということでございますが、そのところの一つの課題として、先ほど御指摘いただきましたように、それにふさわしい予算の規模ということになりますと、なかなか厳しいものがあるということで、当時も、さまざまな施策をするためには予算が必要だ、それも、海外と比較してみても極めてレベルが低いというような国際的な水準であったということもありまして、何とか予算をということで、実は、適当な税収、財源があればというような話になりました。
 今回は、消費税の部分につきましては社会保障ということでありますが、今までの年金や医療や介護といった部分に加えて、子育て支援というところについてもこの予算を使わせていただくということになりまして、それは非常に新しい動きということで、このことは何とか形にしていきたいなというふうに思ったところでございます。
 そういう意味では、先ほど御指摘がありましたが、二人も三人も産みたいという方が、しかし、なかなか地域の中で育て切れない、経済的な理由もあるし、また働かなければいけないというようなこともありますので、子育て支援の環境の整備、これについては質量ともにしっかりとしていく。と同時に、働きながら子供を育てるためには、例えば、育児休業制度の取得ということについても、しっかりと雇用者の側も取り組んでいただきたい。
 そういう意味では、社会全体として、制度を取得することができるように応援をしていく、そのためのインセンティブということも含めて、施策のオールパッケージで動いていくということが大事ではないか。まさにそのことのときが今、待ったなしで来ているなというふうに思っているところでございます。
 このお話につきましては、女性活躍の部分につきましても、法務行政ということにおきましても、法務省の中でも多くの女性の皆様が採用、登用されている。また、女性の刑務所のようなところで大変過酷な中でお勤めになっていらっしゃる方もいらっしゃいまして、そういう環境の中で、地域社会から応援をして、そしてネットワークでサポートしていくというようなプロジェクトも今推進しているというふうに伺っております。
 そうしたことをよく検証させていただきながら、それを、いいものはどんどん進めていくような形で実践していきたいなというふうに思うところでございます。(丸山委員「移民の話は」と呼ぶ)
 移民については、私は、これは日本の国の形に非常にかかわることということでございまして、今、日本再興戦略に掲げられている主な柱につきましては、高度な人材については来ていただきたいということで、これは、これまでどおりの政策を、さらに風通しのよいこの社会の中でふやしていくということが再興戦略の大きな柱になっているところでございます。
 そして、先ほど、家事というところの部分でございますが、やはり、安易なというところについては非常に大事な点だというふうに思います。この家事ということも含めて、ある意味では、海外から日本に働きに来るという形で日本の社会の中で生活をするということになりますと、その方の生活もあるということであります。
 そういう意味で、その方の生活がしっかりと立っていくことができるようにということについては、例えば、かつて入国管理法の改正によって、日系ブラジル人の家族の皆様が大勢来られたというところの中で、家族を呼んで、そして子供も育ち、そして地域の小学校、中学校に通い、あるいはそこからまた離脱しというようなことで、なかなか厳しい状況の中で、やむなく帰国されたというような状況もあったやに伺っているところでございます。
 そういうこともございますので、ある意味では一人の方の一生にかかわることにもつながりかねないということもございますので、そういう意味で、日本の国にとっても、また来られる方にとっても、しっかりとそのことがうまくいくようにしていくということについては、やはり先生がおっしゃるとおり、慎重に対応していかなければいけないものだというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 118705206X00420141024_181

発言者: 上川陽子

speaker_id: 1920

日付: 2014-10-24

院: 衆議院

会議名: 法務委員会