稲田朋美の発言 (予算委員会)
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○稲田委員 どうぞよろしくお願いいたします。
さて、総理、政権を取り戻して一年九カ月がたったわけであります。
民主党に政権をとられて、野党時代、三年半ありましたが、私は、ある意味、下野してよかったというふうにも思っております。下野したからこそ立党の精神に立ち戻ることもできましたし、また、下野したからこそ、自民党の、地域に根差した国民政党であるというアイデンティティーを取り戻すこともできたのだというふうに思っております。
私は、自民党の立党の精神において、三つのことが柱だと思っております。
一つは、自民党は真の改革政党であるということであります。真の改革とは、伝統を守りながら創造する、つまり、いいものを守るために不断の改革が必要であるということであります。
二つ目は、占領政策、そして占領期において弱体化した我が国を、もう一度真の主権国家に生まれ変わらす、そのための憲法改正ということでございます。
そして三つ目は、国民道義を確立するということ。日本は、単に経済大国というだけでなく、高い倫理観と道徳心によって世界から尊敬され、頼りにされる、そして社会正義が貫かれた道義大国を目指す。
この三つが立党の精神の柱だというふうに思っております。
また、野党時代、党にいて陳情に来られる方を待っているのではなくて、現場に出向き、一線で活躍しておられる方々の意見をお伺いして、それを政策に結びつけていく、地域に根差した国民政党であるという真髄を取り戻したというふうに思っております。
総理にお伺いをいたします。
政権奪還して最初の総理になられて、強い経済を取り戻すというアベノミクスは着実に成果を上げていると思います。また、世界から注目も集めております。民主党政権に比べ、為替は一ドル七十五円に迫る危機的な円高から脱し、そして、株価は八千円台から約二倍に、有効求人倍率は〇・八から四十七都道府県全てで改善をして平均一・一倍にまで上昇し、賃金も十五年ぶりに二%を超える伸びとなりました。
しかし、アベノミクスは道まだ半ば、日本を取り戻す闘いもこれからが正念場になるというふうに思いますけれども、総理、今の日本の課題、そして、それにどのように取り組まれるのか、決意をお伺いいたします。