小沢鋭仁の発言 (予算委員会)
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○小沢(鋭)委員 総理のいわゆるデフレ脱却に対する気持ちは大変強いものがある、こう私は一貫して評価をしてまいりましたし、さきの代表質問でも我が党の江田代表は、第一の矢は飛んだ、こう言っているんですね。
ただ、問題は、その後の経済状況は、総理は、景気循環はいい方向に入りつつある、こうおっしゃいましたが、ここが問題だと思っているんですね。要は、この今の景気動向をどう見るのか。まさに、いわゆる反動減としての一時的なものと見るのか、あるいは構造的な問題として見るのか、ここが最大のポイントであって、先ほどの与党議員は、これは一時的な反動減ではない、こう言っているわけでしょう。
具体的に数字を見てみましょう。
皆さん方にもお配りしていると思いますが、これは何度もこの委員会でも他の議員から出ていますから、もうさっと駆け足でいきたいと思いますが、実質GDP、四—六は想定内とおっしゃっていましたが、政府はマイナス四%程度を考えていたんでしょう。これはマイナス七・一%ですよ。このマイナス七・一%というのは、東日本大震災のときの、その後の成長率の落ち込み以上ですよ、これは。まず、この落ち込みを想定内とは言えないでしょう。
それから、雇用者報酬が上がった、こうおっしゃいますが、それは一・六%。消費者物価は三・六%上がっていますから、給料は上がらずに物価が上がって購買力が低下している。この結果として消費がマイナス五・一%に下がっているんですよ。
円安で海外移転が進んでいないというのは総理もお認めになりましたけれども、これも、我々が期待していた輸出、伸びないどころか、マイナス〇・五%です。
それから、内外需要不透明で企業も慎重姿勢に入っておりまして、設備投資はマイナス五・一%です。
九七年に三%から五%に上げましたよね。そのとき、税収は約五十兆。ついこの前は四十兆円近くまで税収は下がりました。
我々はいつも言っているんですが、税率を上げて税収が下がる、景気が落ち込んで、それは絶対に避けなければいけないというのが、我々、リフレ派というんでしょうか、まさに私や総理がずっと勉強してきた話じゃないですか。税率を上げて税収が下がる、こんなあほみたいな、ばかみたいな経済政策をとったらだめですよ。
もしかしたら総理も本当は上げたくないと思っているのかもしれませんが、お気持ちをお聞かせください。