高橋克法の発言 (環境委員会)
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○高橋克法君 まさにこの素材は、実用化されればという前提が付きますけれども、世界の素材産業の地図を塗り替える可能性のあるものです。夢の素材、夢と言っちゃいけませんね、実現するんだから。そういった素材であるんです。
従来、石油製品の加工については、原料である石油を日本は輸入をしていますから、その都合上、それらの加工については沿岸部に限られてまいりました。わざわざ港に石油を降ろしてそれを山の中まで運ぶというようなコストを掛けるわけにいきませんからね。しかし、このセルロースナノファイバーはいわゆる持続可能な資源、木は日々成長しますから、この木材が原料のセルロースナノファイバーでありますから、その加工をする施設というのはまさに中山間地域、山の懐に立地をすることが一番合理的なわけです。今後、我が国が新たに高度バイオマス産業を創出し、低炭素・循環型社会の構築に寄与する、セルロースナノファイバーにはそのような可能性が秘められているということ、そしてそれに加えまして、CLT、直交集成板の技術やそれらを製造する過程で出ます木くずを原料とするバイオマス発電を組み合わせることによりまして、中山間地をいま一度稼げる地域にすることができると思います。
安倍総理は、先日、記者会見で、人口減少や超高齢化といった地方が直面する構造的な問題に真正面から取り組み、若者が将来に夢や希望を持てる魅力ある地方をつくり上げていくと述べられていました。もはや経済特区などという小手先の対応ではなくて、技術革新によって、つまり構造を変える、人、金の流れを変えていくということが都市と地方の格差を根本的に解決をする方法だと私は確信をしています。
今年六月に閣議決定されました日本再興戦略改訂二〇一四に、林業の成長産業化のための施策として、このセルロースナノファイバーの研究開発等の推進が盛り込まれました。
これを受けて、今年の八月、農林水産省、経済産業省、そして環境省等が連携をして政策を推進するためのナノセルロース推進関係省庁連絡会議というものが設置されておりますけれども、この会議等での取組、そして今後の課題等について環境省にお伺いいたします。