安倍晋三の発言 (予算委員会)

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○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいま岡田委員が指摘されたように、沖縄は日本において唯一の地上戦を経験し、そして、その後の長い米国による占領時代があったわけであり、かつ多くの基地が存在するという特殊な事情があるわけであります。
 その中におきまして、一人当たり県民所得も全国で最下位ではあります。しかし、県民所得は全国最下位でありますが、一方、沖縄の出生率は日本一でありますし、確かに位置的には日本の南の端に位置するわけでありますが、東アジアの中心にあるのも事実。つまり、これから伸びていくアジアの中心、この可能性を生かしていけば間違いなく沖縄の未来は明るいし、沖縄への投資は未来への投資となると、こう確信をいたしております。
 その中におきまして、我々は、優位性、潜在力を生かしながら、沖縄振興に資する事業を県が主体的な選択に基づいて実施できる沖縄振興一括交付金制度の創設を行いました。そして、国内外の観光客の受入れや、これが非常に重要でありますが、国際物流拠点の形成のために重要な拠点空港である那覇空港滑走路増設事業も進めております。かつまた、沖縄科学技術大学院大学等を核としたグローバルな知的・産業クラスターの形成の推進などをしっかりと前に進めておりまして、まさに日本の沖縄から世界の沖縄、世界の知的・産業クラスターの中心にしていく、あるいは物流の中心にしていく、多くの人たちがゲートウエーとして沖縄に入ってくると、こういうものを進めていきたいと。
 こうした各種振興策を仲井眞沖縄県知事とともに進めた結果、成果としては、有効求人倍率は復帰後過去最高となりました。そして、この過去最高は四か月連続で更新中であります。そして同時に、就業者数も六十六・一万人となり、これも過去最高であります。また、観光でありますが、入域観光客数も六百五十八万人でありまして、過去最高であります。外国人も六十二万人、これも過去最高でありまして、着実に仲井眞知事とともに進めてきた政策は成果を上げている、これを更に大きく開花させていきたいと、こう思っております。
 さらに、沖縄振興の取組を一層強化する観点から、昨年十二月の閣議において、現行の沖縄振興計画期間においては、沖縄振興予算について毎年三千億円台を確保する旨申し上げたところでございまして、沖縄が日本のフロントランナーとして二十一世紀の成長モデルとなり、日本経済再生の牽引役となるよう国家戦略として沖縄振興策を総合的、積極的に推進していく考えであります。

発言情報

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発言者: 安倍晋三

speaker_id: 26067

日付: 2014-11-04

院: 参議院

会議名: 予算委員会