津村啓介の発言 (科学技術・イノベーション推進特別委員会)

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○津村委員 厳しい聞き方になっていたかもしれませんが、大臣、あと平副大臣、松本政務官にも質問せずに陪席していただいているのは、ぜひこのことを共有していただきたいと思って、失礼ながらお呼びしたんですけれども、これは大臣や副大臣、政務官がより仕事をしやすくするための器だったと思うんです。
 ただ、今、報告書をまとめたとおっしゃられたんですけれども、調整や連携に区切りはないはずで、報告書をまとめたら終わるわけじゃなくて、それからもまたどんどん事案が出てくるわけですから、これはそのためのフローの組織としての連携・調整会議だったわけですから、報告書で終わらせちゃいけないと思うんですよ。
 そして、これは、お役人の立場に立つと、実は余り愉快なものではなかったんだろうと思います。
 内閣府というのは総合調整官庁として立ち上がったけれども、その総合調整するべき案件が余りにも多いためにどんどん肥大化して、そしてその機能の見直しということが言われました。ようやく八号館ができたので、まだましなんですけれども、それまでは、十五、十七というたくさんの建物に分かれて物理的にも縦割りが続いてきて、その議論はたくさんさせていただきましたが、平さんともさせていただいたんですけれども、ようやく器が整って、また、ある意味では、内閣府の機能の見直しということも自民党あるいは政府でされて、多少整理がされていると思うんです。
 まさに役所側からすれば、宇宙は宇宙で経産が、あるいはITであれば総務省だとか、知財は経産省で、科学技術は文科で、それぞれ得意というか縄張りというか、そういうものが結果的に内閣府の中に移植されてしまって、結局、縦割りを改めよう、横串を刺そうという内閣府の中にまた縦割りが生まれているという現実があると思うんですよ。
 そこを何とか横串を刺すというのは、これは役人にはできないことで、内閣府の政務三役の役割というのは非常に大きいと思うんです。そのことを気づかれた山本大臣が、横串をまさに刺そうと。多分、役人としてはこんなことはしたくないから、大臣が交代したのをチャンスだと思って、山口大臣への大臣レクでこのことは余り大事なことだと言わずに、さらっと終わらせてしまっているわけじゃないですか。私にはそう見えます。
 ですので、全部の会議に出るのは私は無理だと思うので、かといって、欠席をされたり、最初の挨拶だけで退席をされたり、出席されている委員の皆さんから見たら、そんなものかという話ですよ。ちゃんと大臣が最後まで二時間席に座っているとか、それは副大臣でも結構ですけれども、会議はそうやってやっていかないと、方向がばらばらになってしまうと思うんですね。
 そして、そのことをやろうというのが、一年前につくったこの総合科学技術会議の司令塔機能強化だったはずで、CSTPをCSTIと名前を変えましたけれども、イノベーションとつけたけれども、結局、これまで科学技術振興調整費の三百九十億だったものを、今のSIP、五百億に百億円ふやしただけだし、それによって、知財やITや海洋や宇宙に特に大臣がかかわったということではなくて、むしろ、日本版NIHを切り出しちゃって、司令塔機能を弱体化させているじゃないですか。私はそう思いますよ。
 だから、もう一度言いますけれども、平さんはこれまでの経緯をよく御存じだし、お三方とも大変熱心な方なわけですから、今からでも間に合うと思いますので、もう少し横串を刺すための工夫をされたらいかがかと思います。
 通告した質問に入っていきます。
 今の問題意識とかかわるんですが、科学技術外交について、先般、五月八日に、政策研究大学院大学の学長でいらっしゃる白石隆先生が、これは外務省の懇談会ですけれども、科学技術外交の重要性について、るる提言をされました。
 それに関連して伺いますが、山口大臣、平副大臣、松本政務官は、この一年間で科学技術政策に関連して海外出張をされていますか。

発言情報

speech_id: 118903910X00320150519_014

発言者: 津村啓介

speaker_id: 34756

日付: 2015-05-19

院: 衆議院

会議名: 科学技術・イノベーション推進特別委員会