伊東信久の発言 (科学技術・イノベーション推進特別委員会)

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○伊東(信)委員 維新の党の伊東信久でございます。
 私は現在、大阪大学の国際医工情報センターの招聘准教授という立場をとっておりまして、研究に携わる者として、今回の質疑の機会を与えていただいたことに心が躍っております。
 国際医工情報センターという名前は本年から改定された名前でして、もともとは臨床医工学融合研究教育センターでございます。医工というのは医学部と工学部の大学院でありまして、それを融合するということです。
 何を融合しているのかというと、名前のとおり医学部と工学部だったわけなんですけれども、というよりも、いわゆる日本の科学技術というのは、当然、各研究機関、各専門分野というのも大事なんですけれども、一体となって科学技術を人類の未来に、そして日本の未来に伝えていくことが大事なのではないかということを私も承知しておりまして、私の立場といたしましては、政府に現場の声を伝えて融合を図っていくということですので、本日も、私の専門とするところの医療のプラクティカルな質問とややなりますことを御容赦いただきまして、質問に入らせていただきたいと思います。
 さて、一カ月前のことなんですけれども、京都大学のiPS細胞研究所、略してCiRAといいますけれども、CiRAと武田薬品工業がiPS細胞技術の臨床応用に向けた共同研究契約というのを結びました。契約期間は十年間です。武田薬品は、二百億円の費用や百二十億円以上の研究設備を提供するということです。山中教授も、臨床研究に向けて加速度的に資金が必要となり、一刻も早く医療応用の実現を加速させたいと述べております。
 さて、国におきまして、経済産業省は、再生医療関連の国内市場は二〇五〇年には二・五兆円に拡大すると推定しておりまして、日本医療研究開発機構対象経費で、つまり、再生医療の実現化に向けた予算は、平成二十七年度、百四十三億円です。二〇一五年度までにiPS細胞を用いた創薬技術の開発、二〇二〇年度までにiPS細胞技術を活用して作製した新規治療薬の臨床応用と、達成目標を設定しております。
 今申し上げたとおり、日本というのは、世界に先駆けて、再生医療分野の環境設備を確かに整え始めております。ただ、山中教授を初め再生医療に携わる人の大きな悩みというのは、再生医療に関する人材育成でございます。
 私は、神戸大学の医学部を卒業した後、大阪市立大学の医局に入局いたしまして、大学院、研究分野も大阪市立大学でやらせていただきました。そのときに、教室から、実際の研究の場というのは、実験動物舎というのがありました。その中でも、感染実験動物舎といいまして、バイオを使いますのでちょっと隔離されたところにおったんですね。残念ながら、そのとき、きちっとした動物舎がございませんで、古い市立大学の校舎の階段の踊り場の、何となく掃除用具入れみたいなところに山中教授と閉じ込められまして、一緒に動物の世話をしておりました。
 そのときに、本当にいろいろ未来に対しての目を、お教えいただいたわけなんですけれども、研究というのはどうしても地道な作業の繰り返しなので、研究者だけじゃなく、先ほど実験動物舎の話をしましたけれども、その動物を管理する者、その建物を管理する者、研究を支援する人材も必要となってきますし、現実、そこからの試料を分析、解析、そして分析、解析できる下準備をする、そういった人材も必要になってきます。
 ここで一問目の質問に入らせていただきたいんですけれども、本年度の予算の百四十三億円の中に、再生医療に関する研究支援、先ほど武田薬品とかも建物とか設備に対する提供、これは民間からの支援なんですけれども、国として、再生医療に関する研究支援、人材を育てる予算が組み込まれているのか、教えてください。

発言情報

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発言者: 伊東信久

speaker_id: 23221

日付: 2015-05-19

院: 衆議院

会議名: 科学技術・イノベーション推進特別委員会