伊東信久の発言 (科学技術・イノベーション推進特別委員会)
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○伊東(信)委員 ありがとうございます。
おっしゃるとおり、マスコミの方もせめてペーパーのアブストラクトだけでもちゃんと理解して臨んでほしかったなというのが、そのときの私の感想でございます。
そこで、ちょっと話を、時間もあれなので、どうしてもお聞きしたいことなんですけれども、国立研究開発法人になられての理事長の就任ということで、そこからの法整備というのはまだできていない状態でお聞きするのもなんなんですけれども、人材に関しまして。
例えば、海外から優秀な人材をいわゆる給与の枠を超えて入れるにしても、逆に、日本の優秀な人材が海外に流出するのを防ぐためにいわゆる報酬とかのことを考慮するにしても、例えば、医学の範囲に関して、再生医療の範囲では、東京大学の中内教授などは、理事長も行かれていましたけれども、カリフォルニア州のスタンフォード大学に研究室を構えておられる。だけれども、医学の範囲でもこの例も結構まれでして、野球でいうと、イチローを初めとする日本のプロ野球の人材がメジャーリーグに流れることを防ぐというのも大事だったんですけれども、それだけのプレーヤーが果たして日本の中でどれだけ育てられて、ただ報酬だけで縛れるものなのかどうかということが一つ。
逆に、海外からの優秀な研究者なんですけれども、例えば、メジャーリーグの四番バッターというのは、日本のプロ野球にはやはり来ないと思うんですね。シンガポールを含めアジアに行かれるレベルのアメリカの研究者、ヨーロッパの研究者であれば、日本の中にももっともっと優秀な人材がおられると思うんです。研究というのは、医学の範囲でも工学の範囲でもいろいろな、自然科学というのは多岐にわたると思います。だから、優秀な四番バッターを九億円で引っ張ってくるよりも、一億円の年俸を九人にした方が研究自体が潤うと思うんですね。それが若手のやる気にもつながると思うんです。
研究者育成に関する予算づけを、毎回私自身は訴えておるんですけれども、いわゆる主任研究員、中間管理職の研究者、これらがマネジメント能力を伸ばすことが必要だと思うんです。こういった、国の施策としての予算づけになってしまうと思うんですけれども、一人のビッグネームというよりも、たくさんの中間の方々を手厚くする方が必要ではないかと私自身は考えておるんですけれども、理事長の考えをお聞かせください。