小林鷹之の発言 (外務委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○小林(鷹)委員 ありがとうございます。
 おっしゃっている意義はよく理解できます。
 ただ、現在のAMROについては、人数、そして情報の収集、分析の能力、あるいは、レポートの数も見ましたけれども、余りに少ない、対外発信能力を見ても、現時点ではまだまだ組織として貧弱ですから、単に国際機関化するだけでその存在価値が十分になるとは思えません。
 そもそも、アジア通貨危機での教訓を踏まえて、外貨融通の仕組みであるチェンマイ・イニシアチブ、これを支えることがAMROの本来の意義であるとすれば、それにふさわしい存在感や信頼性というのを身につけていくべきだと思います。今おっしゃったように、IMFから単に情報をもらうとか、分析能力もIMFに比べると劣る、そういう機関ではなくて、いずれ、ASEANプラス3の経済分析をするのであれば、IMFがAMROに頼るぐらいの実効性ある機関に育ってほしいと思います。
 我が国としても、人材供給の面で貢献できる部分は大きいと思いますし、その通貨危機時に、日本が主導したアジア通貨基金構想などがIMFや米国の反対で頓挫した、そうした経緯を踏まえれば、こうした枠組みづくりには、もっともっと日本こそが強いリーダーシップを発揮していくべきではないかと思います。今、所長は日本人でもありますから、スタッフの質や量、ともに大胆な拡充を含めて、野心的な取り組みを日本が主導していくべきだと思います。
 将来的にAMROをどのような国際機関へと育てていくべきと考えるか、大臣の見解を伺えればと思います。

発言情報

speech_id: 118903968X00720150422_006

発言者: 小林鷹之

speaker_id: 27647

日付: 2015-04-22

院: 衆議院

会議名: 外務委員会