岸田文雄の発言 (外務委員会)

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○岸田国務大臣 まず、先ほど来委員の方から、中国についていろいろお話を聞かせていただきました。
 中国による不透明な軍事力の拡張ですとか、あるいは力による現状変更と言えるような動きにつきましては、地域の多くの国々にとりまして懸念であると我々は認識をしております。そして、一方で、中国が平和的に発展していくことは、我が国にとってもチャンスであり、そして国際社会にとっても歓迎すべきことであると思っています。
 ぜひ、我が国としましても、国際社会と協力しながら、中国が法の支配を尊重し、そして平和的に建設的な役割を国際社会において果たしてくれるように、日本としてもしっかりと働きかけ、促していく、こういったことは重要だと思っております。
 それを申し上げた上で、御質問にお答えさせていただきます。
 第二次世界大戦における犠牲者について御質問をいただきましたが、犠牲者の数につきましては、さまざまな議論がありますし、さまざまな数字が存在いたします。ただ、戦争の範囲についても、それぞれの統計、さまざまのようであります。対象がそれぞれ異なるので、比較すること、あるいは正確な数字というものをお答えするのは難しいところではありますが、きょう、委員の方からも幾つか数字を資料として挙げていただいております。
 例えば英国においては、英連邦戦死者墓地委員会として四十五万人という数字を犠牲者の数として挙げておりますし、米国におきましては、退役軍人省の数字として二十九万人という数字が挙がっておりますし、ポーランドにおきましては、政府機関であるポーランド国民記憶院の数字として五百六十万人という数字が挙げられております。また、ソ連におきましては、ロシア国防省の推計で二千七百万人という数字も挙がっております。
 こうした数字が存在するということは承知をしておりますが、ただいま申し上げましたように、対象とする戦争、戦闘についても違いがあるようでありますし、数字のとり方もさまざまのようですので、こうした数字があるということは承知しておるものの、我が国として正確な数字を何かお答えするというのは難しいのが現状ではないかと考えております。

発言情報

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発言者: 岸田文雄

speaker_id: 6324

日付: 2015-05-15

院: 衆議院

会議名: 外務委員会