岸田文雄の発言 (外務委員会)
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○岸田国務大臣 当時の中国からの引き揚げにつきましては、七十年近くの月日がたっておりますので明らかでない部分もありますが、一つは、ポツダム宣言の中に第九項というものがありまして、武装解除した日本兵の家庭への復帰を保障するとされております。軍人軍属の復員については、基本的に同宣言に基づいて実施されたと理解をしております。
そして、中国からの引き揚げの実態については、引揚援護庁が昭和二十五年に作成した資料には、二百五十万の軍民の引き揚げはわずか一年数カ月をもって極めてスムーズに完了し、しかも、この地区における人員の損喪率は五%にすぎなかったと記述がある、こうしたことを承知しております。
いずれにしましても、中国からの引き揚げがスムーズであったということにつきましては、さまざまな要素があり、そしてさまざまな要素が重なっているとも思いますし、また、さまざまな関係者の支援ですとかさらには努力、こういったものがあったものと承知をしています。